CP+2020が中止になったので、リコーイメージングでは代替措置として、PENTAXブランドで開発中の製品をYouTubeで紹介している。今日正午から公開開始とのことで、早速見てみたところ、フルサイズ用のレンズ2本とAPS-C専用レンズが1本、そして俺の待ち望んでいる次期APS-Cフラッグシップ機が紹介されていた。レンズについてはどれも明るさ重視の大きなもので、小型軽量を求める俺にはコンセプトが合わないのでスルー。次期APS-Cフラッグシップ機の公式情報が出るのは恐らく去年9月以来だと思うが、散々引っ張った割に目新しい情報はなく、多くのユーザが知りたがっているであろう点にもほとんど触れられていなかった。例えば測距点数、測距モード、液晶ディスプレイ、バッテリー容量、連写枚数、記録媒体、重量、動画仕様などなど。一方でファインダー倍率を1.05倍とすべく努力中とのことで、実現できれば今よりは撮影しやすくなるだろう(先代のK-5は0.92倍、KPは0.95倍)。液晶ディスプレイのチルト可否は相変わらず不明だが、YouTubeの映像では動かせるように見えなくもない。いずれにしても今年中に発売してくれないと、個人的に色々と間に合わないので、武漢からの贈り物に負けず頑張ってもらいたい。
さて、昨日から39県の緊急事態宣言が解除されたが、東京は相変わらず国と都の二重の縛りが続いている。休暇中の猫散歩も自主規制に沿う形で、朝6時前に出発し、分倍河原駅〜某巨大電機メーカー〜超有名巨大神社という大きなループを描くコースを、2時間40分かけて歩いてきた。近場に新たな猫拠点を開拓できれば、夏を乗り越えるのがだいぶ楽になるんだが、あいにく猫道はそれほど甘くない。1箇所だけ期待できる猫路地を見つけたものの、それ以外はまったく不調だった。
1匹目は夏の早朝の風物詩、黒煙ちゃんから。
目を見開いて武蔵邸を凝視していたが、今朝はまだ寝ているようだ。
東西の横丁で2匹目を発見したのは黒煙ちゃんの50分後。庇の上からこちらを眺めていた。
塀の向こうにもキジ白。どうやらこの一帯は猫パラダイスらしく、ほかに少なくとも3匹は見かけた。
麦わらちゃんは前進してこちらを睨んでいる。これは何か寄越せという感情を表しているのだろうな。
当初は府中か府中本町から1駅だけ電車に乗って帰るつもりだったが、麦わらちゃんのあとはいくら歩いても猫を見つけられず、仕方がないので分倍まで歩き通すことにした。
既知の猫拠点にたどり着き、知り合いの茶トラを見つけたのは、麦わらちゃんから1時間20分後のことだった。
とても疲れた顔つきでカメラを構えたせいか、逃げもせず、不思議そうにこちらを見ていた。
ハケとは北多摩地域の方言で崖線のこと。この場所で猫に会うのはとても久しぶりで、いちばん印象に残っているのは、撮影中に突然逃走を図った白だ(こちら)。アパートのおばさんによれば、今はこの黒とグレーが暮らしているとのこと。グレーというのはたぶんこの子のことだと思う。
写真に写った以外にも何匹かは見かけたので、このコースは今後も時々歩いてみる。市内の北側はバイクで行った方が楽かも知れないけど。