今日は太陽こそ雲に隠れていたものの、湿気が少なく気温もほどほどで、梅雨の終わりを予感させる天気だった。記録的な日照不足により、庭のミニトマトはたくさんの実をつけたまま枯れてしまったが、隣の鉢のインドジン・ウソツカナイは、葉をやや黄変させながらも、健気に細長い唐辛子をぶら下げている。もう数日もすれば梅雨明けして、真夏の日差しを浴びられるだろうから、それまで何とか頑張って欲しい。ちなみに雨は今日も夜明け前にしっかり降っていた。
今日の散歩は東中神から。家を出て自転車を漕いでいると、いつもの場所で黒煙ちゃんがだらけていた。
体温調節を発汗に頼らない猫にとって、雨がちな今年の梅雨は、気温が低くてむしろ快適なのかも知れない。
東中神に着いたのは12時半前。駅を出て間もなく、路地の奥で伸びている猫を見つけた。
いつもならこんなに近寄れないが、傍らに飼い主のおばさんがいたので持ち堪えた。一緒に暮らしていた母猫はしばらく前に死んでしまったとのことで、俺が会ったのは2018年12月が最後だった。
この路地で猫を見るのは久しぶり。2年前、かーちゃんに会って以来。
いやいや、あの子はキジトラだし、そもそもキンタマはついていなかった。顔立ちがそっくりなので息子かも知れない。もしそうだとしたらとても嬉しい。
今日は少し足を延ばして某巨大公園にも寄ってみた。天候不順のためか来園者は少なく、散歩は快適だったが、肝腎のスーダラ1号は箱の中。
箱の前にしゃがんで気を引くこと5分。寝ぼけまなこで出てきてくれた。
すぐに箱の中へ戻ってしまったけれども。年パス買ったので、元を取りにまた来る。
西立川駅を過ぎてエビ邸に差しかかると、家の前で主人が所在なげにしていた。いつものように挨拶して、立ち話をしているうちに、お昼寝していたはずのエビ子も加わって、二人と一匹の猫談義の始まり始まりー。
ちなみにこの子の本名もチビちゃんで、年齢は10歳ぐらいだそう。生まれた時からこの家にいるけど、生年月日ははっきり思い出せないみたい。
青2号は今日も不在で、付近で見かけた唯一の猫は若い黒白。何かに狙いをつけている?
集中している。この前見かけた子猫かな。
……と思ったけど、いくら何でも、たった25日でこんなに大きくならないか。