二連休初日の今日は台風一過で気温が上がることが分かっていたので、丸一日どこへも出かけずに猫を撫でるなどして過ごした。午後になって暇を持て余したので、先日買ってあった「1941」という古い映画を見て、あまりのバカバカしさに偏頭痛を起こして現在に至る。この映画には二つの思い出があり、一つはテーマ音楽が好きすぎて自分で吹奏楽に編曲して演奏したこと。もう一つは劇中のジルバに触発されて挑戦したものの、俺・彼女ともに体力がなさすぎて挫折したこと。ブルーレイ化されたものをAmazonで見つけたので、懐かしさのあまりポチってみたわけだが、内容はともかく、音声に不具合があったり、リマスタリングが雑だったりして、これならむしろVHSの方が良かったというレベルだった。なまじテレビが4Kだと、解像度が高すぎて粗が目立つ。
今日紹介するのは今月3日の朝、出勤前の散歩で見かけ猫たち。この日は晴れ間と雨雲が交互に訪れる不安定な天気で、やたら湿度が高く、ぬるま湯の中を歩き回っているような気分だった。猫にもあまり会える気がしなかったが、蓋を開けてみるとこれが意外に盛況で、前半・後半の二本立てで載せることになったのは先日書いた通り。立川駅を出発したのは6:15ごろで、上矢印邸や猫旅館などの定番拠点を経由し、次の猫に遭遇したのは30分後のことだった。天気は回復傾向にあったが、湿気は余計ひどくなっていた。
きょとんとした表情。滅多に会わない子だから、いつもこんな顔つきでカメラに収まる(一例)。
雨上がりは様子見に出てくるのが多い。次の猫は約1年ぶりの二回目。
前回は速攻で逃げられたので、毛色をちゃんと写せなかった。やや老けたようにも見えるけど、元気でいてくれて嬉しいよ。
この日は様々な毛色の猫に会えた。キジ渦婆さんの次は路地に潜む灰色さん。
民家の隙間に逃げ込んだ。これは隣の路地に回り込んで撮った写真。
久しぶりにゴメン顔の駐車場を覗いてみると、2匹の猫が日陰で遊んでいた。
遠目にはクラシックタビーのブラックスモークだと思っていたが、よくよく見たら単なる黒猫だった。白っぽくなっている部分は白癬か何かだと思う(ちなみにクラシックタビーのブラックスモークはこんな毛色)。
こちらが馴染のゴメン顔。目尻のアクセサリーアイラッシュが長いので、伏し目がちに見えるんだよね。
たくさんごろごろすりすりしたかったが、日差しが強くなってきて、蒸し暑くてあまり動けなかった。残念。
散歩の最後は廃線跡の緑道にて。ふと鉄道柵の向こうを見ると、香箱を混む黒がこちらを睨んでいた。
ご飯が出てくる家ではなさそう。軒下で毛皮を乾かしているのかな。
指で挨拶しようとしたら、シャーと怒られてしまった。まあフレンドリーには見えなかったよね……。