沖縄県が発出していた緊急事態宣言が今月5日に解除され、知事自身が「まっちょーいびーんどー」などと述べていることから、夏休み旅行の行き先に再度加えることにして旅程を組み直した。自分で言うのも何だが俺の組む旅程は精緻で鮮やかと言うほかなく、10日間天気予報を見て雨に降られる可能性が低そうなら、このまま確定して交通機関や宿泊施設の予約に進むつもりだ。以前も書いたが台湾は諦めた。
夜勤明けの今日の散歩は京王稲田堤から南武線の中野島まで。職場から京王堀之内駅に至る路線バスのダイヤが変わり、1時間あたり3本だったものが、今月5日から2本に削減された。そのため仕事を終えてから散歩地へ向かうのも20分ほど後ろにずれてしまい、スタート地点にたどり着いたのは11:12と退勤から1時間以上も経っていた。真夏を過ぎたとはいえ日中はまだ暑いし、長い夜勤明けなのでこういうことはさっさと済ませて帰りたい。恐らく運転士不足でダイヤを間引いたということだと思うが、給料などの待遇を改善すれば解決する問題だろうし、運賃は上げてくれていいから利便性を損なわない方向でお願いしたい。
猫の方はぼちぼちって感じ。アパートの裏で涼んでいるのは顔馴染の茶トラ白。
冬に会った時の写真(こちら)と比べると、状態にそれほど変化はなさそう。
ちなみにこの子は2017年2月以来の2度目。前回見かけた時はミモザが黄色い花をつけていて、もう一度会えたらいいなと思って時々訪ねるうちに3年半も経ってしまった。
5月に知り合ったばかりの子。大白斑は美人に見えるから得だね。
多摩川の取水堰からほど近いこの辺りは、かつて一面の田畑が広がっていて、フェンス沿いの路地は疎水になっていた。現在は宅地化が進み、疎水は暗渠化されているが、農家のネズミ番の末裔は昔と変わらず暮らしているようだ。
フェンスに遮られて見えないが、室外機という室外機に猫が乗っかっている。今日はそんなに過ごしやすい?
手前の薄色が飛び退くと、その向こうにもキジトラが。今日はじめじめしていて、人間にとってはあんまり快適じゃないんだけどねえ。
飛び退いた薄色は4月にも会った子。すぐに逃げられたので毛色を観察する暇がなく、銀トラにターニッシュが生じて背中が赤茶けたのかとも思っていた。改めてつぶさに見ていくと、茶色い被毛が全身に及んでいるし、ターニッシュの赤味ではなくO遺伝子由来のレッドに見える。毛の生え際の色が白く抜けているのは確かなので、キジトラ+茶トラの二毛(いわゆる麦わら)のI遺伝子座がI-に変異したものだと思う。ティッピングの幅が大きいようなので、チンチラ二毛(シルバーチンチラタビー+レッドチンチラタビー)に分類していいかも知れない。もしそうならかなり珍しい毛色だ。