日の出の遅くなる11月~翌年2月は夜勤を多めにしてもらうよう、毎年職場の担当者にお願いしているわけだが、今年はずいぶん気を遣ってくれたらしく、来月の勤務がすべて夜勤になった。数日程度なら日勤があっても良かったんだが、朝の散歩で寒い思いをするし、通勤の手間や交通費も倍かかるし、そう考え始めるとやはり夜勤の方がいいということになる。猫によっては朝の方が会いやすい場合もあるが、そういう子には休暇を利用して会いに行くか、さもなくば来春まで我慢することになる。
しばらく日勤がないということで、今朝の散歩コースは、以前から再訪したいと思っていた南武線の津田山~久地を選んだ。8月下旬に見かけた2匹の子猫に会いたかったからだが、さすがに2ヶ月ぶりに訪れて叶うようなことではなく、小さな祠はもぬけの殻。その近くに潜んでいた大きな猫が関係者なのかどうか、通りすがりのニンゲンが窺い知ることは不可能だ。
まだらの黒白鉢割れのように見えるが、断定できないので、タグは黒白に分類しておく。どちらにしても、毛色の遺伝的には、子猫たちの母親として矛盾はない。
日なたに出ると日差しは強烈。今朝は快晴で放射冷却が強く、八王子では3.6℃まで気温が下がった。
町工場の連なる準工業地域をとぼとぼと歩いていると、行く手を猫が横切った。
中途半端な位置で止まってしまった長毛クリーム。正確にはティッピングの生じたカメオシェードだと思う。
今日は相方がいないんだね。年内最後だと思うから、よろしく伝えておいて。
一方こちらは食後の毛繕いを終えた黒白。いつもの場所に佇んでいた。
散歩終盤、もう少しでゴールというところで、猫の鳴き声が聞こえてきた。
近寄ってみると大変な美人さん。ブラウンクラシックタビーの毛皮もシックだね。
誰かを待っているのか、道路の真ん中に佇んで、いつまでも鳴き続けていた。