冬のゴージャスぱっつん黒白


立川市の猫

 先月の散歩で解体現場に遭遇した猫旅館がその後どうなったか確認するため、今日の散歩は立川から北東方向に大回りしてモノレールの甲州街道まで、約8.8kmを2時間20分かけて歩いた。コロナ騒ぎが広がってからというもの、勤務時間が短縮になってゆっくり散歩できるのはいいが、つい頑張りすぎて疲れが溜まりやすくなっているので注意が必要だ。何しろ散歩して17時間働いたあと、明日も猫を探して歩かなければならないのだから。
 猫旅館の方は先月あれだけ派手に壊していたので(こちら)、リフォームなどという生ぬるいものでないことは分かっていて、今日見に行ったらすっかり更地になっていた。旅館名の入った看板が残されたままなので、廃業ではなく改築かも知れないが、時節柄その可能性は低いように思う。猫旅館は商人宿であり、宿泊客の多くは出張の営業マンや研修旅行の学生・生徒で占められていた。今、それらの客は恐らくとても少ない。
 建物が消え失せて日当たりの良くなった道路向かいでは、隻眼の茶トラが香箱を組んでいた。
立川市の猫

立川市の猫

 猫というのはかつて一緒に暮らした仲間のことを思い出したりするのかな。
立川市の猫

 きっと覚えているよな。嫌いな人を覚えられるんだから……。
立川市の猫

 建物の隙間に挟まったキジ白を見つけたのは、茶トラの5分後のことだった。
立川市の猫

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 引くとこんな感じ。一度通りすぎて、ふと違和感を覚えて戻ったら挟まっていた。
立川市の猫

 もう一度近寄ったら斜に構えた。口は開いているけど、これは逃げる兆し。
立川市の猫

 古い猫拠点で久しぶりに猫を見かけた。保護色的に紛れているので分かりにくいかな。
立川市の猫

 ほらいた。
立川市の猫

 黒猫は露出を2段下げることにしているが、黒っぽいサビもその対象であることをいつも忘れる。わざわざ面倒なRAWで記録するのは、こういう時に写真を救済できることも理由の一つだ。
立川市の猫

 塀伝いに逃げたサビの近くにもう1匹。今度は黒だからちゃんと露出を落としたよ。
立川市の猫

 気づかれると思っていなかったらしく、やや驚いている。
立川市の猫

 以前ここには青目の白が暮らしていたが、去年の8月を最後に見なくなった。だいぶくたびれていたので、死んでしまったのかも知れないが、諦め切れなくて時々こうして訪れている。
立川市の猫

 昼下がりの住宅街は人通りが少なく、通勤通学の往来がある早朝よりも、むしろ散歩は快適でやりやすい。今日みたいな薄曇の日は猫もそれなりに出ている。
立川市の猫

立川市の猫

 誰かと思ったら、いつも長毛白と一緒に見かけるキジ白だった。朝ご飯の時はほとんど必ず見る顔だが、それ以外で会うのはかなり珍しい。
立川市の猫

 今日の散歩で9km近く歩いたもう一つの目的は、ゴージャスさんに会って温かい気持ちになること。
国立市の猫

国立市の猫

 3ヶ月ぶりのゴージャスぱっつん黒白は冬毛が生えて、いい感じにふわふわになっていた。
国立市の猫

 地面にはお友達もいた。皆さんどうぞそのままで、お気遣いなく。
国立市の猫

「突然現れて勝手なこと抜かす前に出すもの出しやがれ」
国立市の猫

 今日のトリはシックな黒が飾ってくれた。
国立市の猫

国立市の猫

「後ろに色々置いてあるけど、僕はホンモノだから、いつでも美味しいものを受け付けているよ」
国立市の猫

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