ポートランド在住のデジタルメディア・クリエーター、Eric Blumrich氏が中心となって開発中の「Peace Island」というゲーム。美しい3DCGで構成された島内を猫目線で駆け回り、街や森を探検し、歴史を学び、自らの未来を切り拓いていくといううオープンワールド・アドベンチャーゲームだ。iMac Proのグラフィック能力をもってしても、重すぎてカクカクになるほどの精緻な3DCGであり、そうした魅力的なソフトウェアを渇望している俺は、Pateronのクラウドファンディングを通じ、微力ながら毎月10ドルを出資して応援している。インディーズであるからそもそも開発のスピードは速くないが、ここのところアメリカではコロナ禍に加えて大統領選という大イベントがあり、ほぼ停滞のようなスピード感になっていた。
そんな中、10日ほど前にようやくPC版の0.92αがリリースされ(Mac版はcoming soon)、大幅な機能向上と不具合修正が図られたが、それと時期を同じくして、ゲーム内に出資者の名前を掲出するにあたり、あなたの希望する場所や方法を連絡せよという通知が届いた。これはPeace Islandのファンディング特典の一つで、一定の金額や出資期間を満たした人に適用される。例えばゲーム内の美術館に飾られる絵画の作者が俺の名前だったり、夜空に見える架空の星座名が俺の名前になったりするわけだ。
このゲームを楽しむにはハイスペックなグラフィックボードが必要になるだろうが、今後リリース予定のM1チップを搭載したMacなら、それなりに快適に動作してくれるのではないかと淡い期待を抱いている。動かしたいソフトウェアが存在するなら、価格の高いハードウェアでも頑張って手に入れるのがコンピュータユーザの生きる道。我々オッサンユーザはそのようにしてスキルを上げてきたのである。
まあそれはそれとして、今日の出勤前の猫散歩は日野からスタート。年越し前に一度、寝坊助四天王が寝坊しているところを見ておきたかったが、あいにくどこかへ隠れてしまって不在。家の前の道路には上がったばかりの雨の匂いがまだ残っていて、寝坊助たちはそれを嗅いで出てこないのかも知れなかった。
そういうわけで、最初に紹介するのは猫路地の三羽烏。
この辺りでは珍しい霜降りが2匹とカラーポイント。若いのも混じっているみたいだし、新しい血筋が入ってきたのかな。
同じ猫路地にキジトラもいた。ここで見るのはあの手の毛色か茶系が大部分なんだよなあ。
いつもなら呼ぶと出てくるのに、今日は反応が鈍い。やっぱり雨の影響かな。
鼻の下にわずかに見える白い色は、鼻水などではなく、ごくごく小さな白斑。取るに足らないことのようだが、こういう白斑(というか差し毛?)をほかの猫では見たことがない(もう少し分かりやすい写真はこちら)。
日が差すたびに少しずつ道路が乾いて、猫が出歩くようになってきた。
きれいな毛並みの黒。視線は柔らかいが、近寄らせてはもらえなかった。
疎水べりにはかつて人懐っこい黒が住み、会うたびにごろごろすりすりしてくれたものだった。あれから7年あまりが経ち、黒はとっくの昔に姿を消したが、今でも猫はぽつぽつと現れる。
幹線道路との出合まで来ると、大胆な場所で毛繕いしているのを見つけた。
こらまた強そうな茶トラ。傍らには先日見かけた白い子猫もいたが、目が合うなり逃げてしまった。
ここは定点の猫拠点。今日は黒白が1匹だけでぽつねんとしていた。
あの子は顔面が複雑すぎてオートフォーカスが迷う子ちゃん。会いたかった猫の1匹。
かなり臆病な子なので、近寄るのはこのくらいが精一杯。いつか表情をはっきりくっきり撮ってやるから、来年も元気でいろよ!
まだ13時半を回ったばかりなのに冬の影はもう長く、猫は身を隠すようにそこに佇んでいる。
最後は民家の敷地に引っ込んでしまった。今日はこれでおしまい。