先日の猫サーバメンテナンスで、SAS HDDに収まった写真データの読み出しに苦戦した時、杉並区内のとある小さな企業に助けを求めた。そこはストレージ関連機器の輸入代理店で、様々なメディアのデータコピーにも対応しており、そのための専用機器も揃っていた。基本的には業務用途の一括大量コピーであり、小ロットの個人客を相手にしてくれる見込みは薄かったが、聞くだけタダと思って電話したところ、「3.5インチSASには対応していないが、とにかくやってみましょう」と言ってくれた。
3.5インチのSASドライブはもはや廃れており、今はどこのデータセンタも2.5インチSASに取って代わられている。したがって業務用のメディアデュプリケータなども、筐体そのものが2.5インチ用に作られ、3.5インチメディアは物理的に挿入できない。これは単純にSASの延長ケーブルをかませば解決する問題だが、通常業務でそうしたイレギュラーな方法を取ったことはなく、ケーブルを用意して実験するから少し時間が欲しいとのことだった。何日か経って大丈夫そうだとの回答があり、PDFで送ってもらった見積書には2,000円と書かれていた。神であった。
そんな親切に支えられて、我が家の猫サーバは今日も世界各地へ猫データを送り出している。今日の散歩は日野で見かけた足からスタート。
このアングルは5年あまり前にも一度撮っている。もっとも、あの時の足は1本だったし、隣地には白菜が植わっていたけれど。今はだいぶ様相が変わった。
変わったのは足の主も。5年前はまだら黒白だったが、今日はサビ。この家の常駐さんだ。
夜勤前の散歩は日野から甲州街道まで。最近よく寝られなくて、なかなか疲れが取れないので、軽めのコースにしておいた。
猫は遥か前方を横切っている。
民家の敷地に入ったところを1枚。きれいな毛並みの麦わらさん。
しゃがんでさらに撮ろうとしたら、隣の家に逃げてしまった。猫って光の加減で印象がまるで変わるよな。
ここは築堤下の猫拠点。頭をもたげてこちらを見ているのが分かるかな。
この家でたまに見かける黒。鼻の下のわずかな白点がチャームポイントだ(鼻水ではない)。
疎水の通う住宅街でも1匹見かけた。臆病すぎてこの距離が限界。
今日は雲が多かったせいか、20.0℃という最高気温の割には、見えるところに出ているのが多い。もし日差しが強ければ、猫にとってはやや暑く、物陰に引っ込んでしまうところだ。
姿勢を正す三毛。彼氏と思しき茶トラも探してみたが、不在のようだった。
誰かと思ったらの顔見知りの二毛だった。口唇裂は良くも悪くもなっていないようだが、毛並みは前より少しきれいになった。親切な人に面倒を見てもらっているからだろうな。