今月2日に見事玉砕した京王線猫行脚の飛田給〜武蔵野台をやっつけるため、今朝も早くから出かけて15.0kmも歩き回り、へとへとになって帰ってきた。朝から曇りがちで、散歩にはちょうどいい気温だったので、一日かけても見つけてやるという覚悟で臨んだ結果、ぎりぎり何とか規定数の3匹を達成して次へ進めることになった。できればもう少したくさん見つけて、今後の散歩コース確保にも繋げたいところだったが、あいにく途中から日が差して気温が上がった上に、やたら湿度が高くて蒸し暑く、途中で体力が尽きてしまった。府中アメダスの測定項目に湿度は含まれていないが、東京アメダス(北の丸公園)では最高気温26.4℃、湿度は70%程度だったようだ。今年の梅雨前線は統計開始以来最速のスピードで北上していて、例えば今日梅雨入りした中国地方は平年なら6月6日ごろに梅雨入りするそうだ。この調子で行けば東京も今月中に梅雨に入るかも知れない。
最初の猫グループに遭遇したのはスタートから1時間後。猫の気配を辿っているうちに、前回(西調布〜飛田給)も訪れたエリアに迷い込み、何だか見覚えのある場所だなと思って敷地を見ると猫がいた。
鉢割れというより、顔の白斑が雫のように見える個性的な塗り分け。
もう1匹は前回も見かけた子。ルール的にはどこを経由しようと自由だが、過去の猫行脚で会った猫はカウントできないことになっているので、今回は単なる記念写真ということで。
2週間前に会ったばかりなのに忘れられちゃったか。猫ってよほど印象深いことをしないと覚えてくれないよな。
民家の敷地から猫の鳴き声が聞こえてきたので、門扉の前でプスプス言って呼ぶと、奥から白いのが顔を出した。
近くで見ると黒白だった。人懐っこいようだけど、カメラのレンズが怖いのか、頑なに敷地から出ようとしない。
……で、離れると出てくる。戻ると無限ループが始まるので先へ進もうか。
珍しく休憩を挟んで時刻は9:15。スタートから3時間近くが経過し、疲れた足を引きずるようにして歩いていると、畑の向こうで惰眠を貪る猫を発見した。でもこれは近寄れないか。
運のいいことに畑の横に暗渠と思しき赤道があり、屋根の下まで接近できた。茶トラ白は不思議そうにこちらを見つめている。
道中4匹の猫に会い、猫行脚を終えたのは10時ちょうど。帰りの電車を府中で降りて、ル・シーニュの京王ストアを覗いてみたものの目当てのものはなく、そのまま分倍河原へ向けて歩いていると、一昨昨日にも会ったばかりの茶トラが自宅でお昼寝していた。
シャッター音に気づいて一瞬こちらを見たが、「またこいつか」というような表情を露骨に見せて、その後いくら呼んでも目を開けてくれなかった。実はここの2匹には一昨日も妻と一緒に会っているので、しつこく思われるのも仕方がない。
あと、京王ストアで買おうと思っていたのはジンギスカン用のラム肉だが、陳列されていたのは100gあたり300円近くする厚切り肉だけで、俺や妻やマコちゃんの好きな丸いスライス肉は置かれていなかった。マコちゃんの誕生日(20日)は夜勤なので、その日にジンギスカンを食べることはできないが、近いうちに福生の西友まで行くか、あるいはネット通販で送料無料になるくらいの量をまとめ買いしようと思っている。