この季節、夜勤が終わりに近づくと、自席のPCで雨雲レーダーと睨めっこするのが常だ。仕事帰りの散歩は雨に当たらずに済みそうか、もし雨雲が近づいているならどの方角へ向かって流れていて、それを避けるためにはどこで猫を探せばいいのか、仔細検討するためだ。今日などは梅雨前線に沿って南西から大量の雨雲が近づいていて、とても散歩できるようには思えなかったが、10時に退勤して外に出てみると、意外なことに雨は降っておらず空も明るかった。どうやら雲の狭間に入っていたらしかった。
とはいえ狭間であるから、再び降り始めるのは時間の問題で、しかも前線が近いので風も強かった。もし無理そうだったら途中で止めて帰ることにして、京王堀之内から電車に乗り、スタート地点の京王よみうりランドに到着したのは11:10。稲田堤まで5kmあまりの散歩を開始した。
途中、何匹かに逃げられつつ、最初にカメラに収まったのはとある猫民家の茶トラ。ご飯を待っているのか、裏窓に張り付いているところだった。
近寄ってみると後ろにサビもいた。機嫌がよければ近寄ってくることもあるが(一例)、ご飯待ちとなるとテコでも動かない。
緑が鬱蒼と茂る季節になり、民家の敷地の猫が分かりにくくなってきた。
いつもなら近寄る素振りを見せただけで逃げるのに、今日は眠気が勝るのか、いくら呼んでも振り向いてもらえない。猫の挙動は気圧の影響を受けるという説もあるが、この時の気圧は実測値996hPaで、24時間で8hPaしか下がっていないので関連はないと思われる。ちなみにこんな感じの個性的な子。
写真では分からないと思うが、あれに見えるは今日で4回連続となるオッドアイ。農家の納屋の梁に乗っかって寝ていた。
両目の炎症が痛々しいが、もう何年もこの状態で良くも悪くもならない。なお、この場所にはオッドアイがもう1匹いるが(こちら)、ここのところまったく見ないので、どこかへ貰われて行ったのかも知れない。
鼻の頭が白っぽくなっているのは蚊に刺された跡かな。猫の場合、長毛短毛にかかわらず、鼻と耳の裏が特に狙われやすい。
17日から何となく知り合いのオッドアイを訪ね歩くようになり、今のところ毎回会えているが、もし幸運が続くとしても明日までだと思う。比較的出現率が高いのがもう1匹いるので、もし早起きできたら会いに行ってみる。