今日は何となく気分が乗らずに仕事を休んでしまった。朝も起きられず、9時すぎにのそのそと布団から這い出たあとは、軽く庭の草刈りをしたり、膝の上のサチコを撫でるなどして一日を過ごした。庭の手入れなどというのは、気持ちが前向きじゃないとできないことで、俺のような人間にはまったく不向きであることを忘れていた。引っ越してくる前に全部引っこ抜いて、防草シートと砂利を敷いておくべきだったと後悔している。サチコの方は動物病院で処方された抗生物質を飲み始めてからというもの、鼻水やくしゃみがほぼ解消し、以前に比べると体調は良くなったように見える。わずかずつながら体重も増え続けているので、恐らく気のせいではないはずだ。間もなく18歳になろうとしている高齢猫でも、食餌や投薬に良い反応を示してくれていると思うと、今さらながら愛おしさが倍増するものだ。
猫の方は昨日の散歩の続きをちょっとだけ。連続5回目となるオッドアイの白に会ったあと、さらに多摩センターを目指して坂道を登り、分水嶺に近い団地アパートの敷地で次の猫グループに遭遇した。この写真にはそのうち2匹が写っている。
最初にポイント三毛の方に行ってみると、背後に黒も控えていた。どれも顔見知りだが懐かれてはいない。
敢えて言うなら黒白が比較的フレンドリーだが、それでも3m程度が限度。
この日は珍しいことに六花谷に猫の姿がなく、六花咪をはじめ、黒白ボスや人懐っこい茶トラにも会えずじまい。藪蚊がひどくてその場に留まることもできず、次の目的地である福生に向かうためモノレールに乗った。
立川南と拝島で乗り換えて、東福生に到着したのは9時少し前。ジンギスカン用のラム肉を買うべく、猫を探しながら西友へ向かっていると、とある民家の裏窓から猫が顔を出していた。
物陰に隠れて顔を出したり引っ込めたりしていると、興味を示して庭に下りてきた。あと一歩が踏み出せないシャイな性格。
こないだも会ったばかりだけど、出先だったせいか、逃げられちゃったんだよね。本当は人懐っこい子。
妹分Aは去年9月を最後に見なくなった。どこかで元気にしていればいいんだけれど。
平山、多摩センター、福生と、広範囲を移動した割に、帰宅したのは10時半と早かった。最後に自分の寝床で寛ぐサチコを撮って、この日の猫活動を終えた。