草むらのキジ白は去年10月以来の上矢印ちゃん。先週の夜勤前、同じく10月ぶりに相方の黒白を見かけたので、上矢印ちゃんにもきっと会えるはずと思って来てみた次第。元気そうで良かったよー。
写真では分かりにくいけど、左目の目頭に蚊が止まってる。そこ刺されたらいちばん痒いところだよ……。
朝から青空が広がった今日の散歩は立川から西国立までの6.8km。先週の火曜日にも歩いたコースだが、経路がまるっきり違うので、見かけた猫の顔ぶれもかなり異なる。
日差しはかなり強く、7時の時点で気温は20℃を超えていた。猫にとって日なたは暑すぎるように思えたが、雨がちな日が続いていたせいか、湿った毛皮を乾かしているのも何匹か見かけた。もう少しすれば、人間の家にもたくさんの洗濯物や布団がぶら下がることだろう。
東西に延びる細い路地には端から端まで日が差している。猫も出てきて日なたぼっこを楽しんでいる。
誰かと思ったら顔見知りの白だった。被毛が汚れてしまって、遠目にはカラーポイントのようにも見える。
この子は恐らく日光皮膚炎で、2012年ごろまでは炎症が目立たなかったが、2015年末には毛皮越しに皮膚炎が分かるほどになっていた。見た目は痛々しいが、2019年3月に比べれば徐々に回復してきており、皮膚が弱いことを除けばそれなりに健康なのだろう。少なくとも10年間この路地で暮らしている子。
会いたかった猫2匹目は去年9月以来の茶トラ白。またの名を緑道のゴメン顔。
以前は植え込みの向こうの広い駐車場をねぐらにしていたが、ここ何年かで少しずつ土地が切り売りされ、今年に入ってついにほぼすべての区画に分譲住宅が建った。棲み処を失った今は近所の民家の猫ボックスで暮らしている。
狭い植え込みではごろごろできないが、人懐っこさは昔のまま。カメラを向けると近寄ってくるので、写真撮影はムズカシイ。ちなみに2012年6月からの知り合い。
かつておにぎり娘が暮らしていた路地で黒に遭遇。
今となっては無事かどうかも分からないが、この黒があの時の子猫だったらとても嬉しい。8年も前のことなので、孫や曾孫の可能性もあるけれど。
まだだいぶ離れているが、手ぶら野郎であることはバレており、白けた目でこちらを眺めている。
年齢の見当がつかない子。初めて会ったのは2013年7月だと思うが、そのころとまったく印象が変わらない。
毛刈りしてもらえないはずの外暮らしなのに、お尻の穴まではっきり見えているのは、こいつがボブテイルだからだと思う。長毛と短尾の組み合わせってあまり見た記憶がない。
散歩を終えたのは8時すぎ。西国立から多摩センターへ向かうには、一旦立川に出てモノレールに乗った方がやや早いが、そこを敢えて南武線の上り電車に乗ったのは理由がある。
時に大胆なポーズでモデルになってくれるキジトラ。半年ぶりに無事を確認できたことに満足して、京王稲田堤から職場へ向かったのだった。今日は会いたい子にずいぶん会えた。