今日は予定通り出勤前に新宿のリコーイメージングスクエアに出向き、オーバーホールを終えたKPを受け取ったあと、西新宿の猫たちの許を訪ねてテストがてら何匹か撮ってきた。代替機として昨日まで使っていたK-5も、11年前の機種とはいえ当時のフラッグシップ機であり、今でも光るものは感じたが、いかんせんデータの書き込みが致命的に遅く、RAW+JPEGで数枚連写した程度でも10秒以上画面が真っ暗になってしまう。次の撮影ができないわけではないけれども、撮影結果をすぐに確認したい時など、苛立ちを覚えることが多かった。一方、ピカピカになって戻ってきたKPは、シャッターユニットが丸ごと交換になったため、147,311回だったショット数が8回になっていた。見積もりの時に41,800円だった費用は34,749円で済んだ。現時点では中古の同型機を買うよりもオーバーホールを選んで良かったと思っている。
雑踏を避けるため、13時になるのを待って路地を覗いてみると、人間のランチタイムと入れ替わりに、猫のお昼寝タイムが始まっていた。
プスプス言ってこちらを向いてもらったところ。熟睡していたわけではなさそうね。
さすがに都心だけあって建物の隙間が狭く、これ以上猫が奥にいると打つ手がなくなる。ちなみにこの辺りの用途地域は商業地域で建蔽率は80%、容積率は500%が限度となっているが、これでも新宿区の商業地域としては規制が厳しい方だ。高層ビル街区の方だと容積率1000%を超える。
いつもここで見かけるので、だいぶ馴染んできたと思うんだけどなー。
今日も最高気温29.3℃と暑く、猫はみんな日陰に隠れて出てこない。それを探す俺もすでに汗だく。
以前もここでキジ白に会ったはずと思って、帰宅してから調べたら、5月中旬に顔だけ見ていた。全身を拝めるとは何という僥倖。
最後の猫は屋根の上のキジトラ。こういう場所にいるということは、少なくとももう夏ではないということなのだよなあ。一体いつになったら涼しくなるのやら……。
猫は進退窮まったような顔をしている。俺は狭い住宅街を7.8kmも歩いてくたびれたので、ここで諦めて小田急で職場へ向かった。