夜勤の休憩時間はできるだけ仮眠を取るようにしているが、オフィスチェアを並べて無理な姿勢で寝ているうちに腰が痛くなり、ついに生活に支障が生じるくらいまで悪化してしまった。これ以上こうした寝方を続けたら本気で動けなくなるので、昨夜のうちにAmazonでキャンプ用のマットを注文して、明日直接職場へ届くよう手配した。冬期間は自ら希望して夜勤ばかりにしてもらっているので、すぐに対応しないと本当にヤバい。
昨日からの体調不良は回復したものの腰痛が心配だったため、今日の散歩は距離の短い甲州街道〜日野を選んだ。標準的には4kmほどの区間だが、今日はとても天気が良かったので、新規開拓コースを少し取り入れて5.8kmになった。
散歩開始は11時ちょうど。明け方に今シーズン初めて氷点下を記録した西多摩地区だったが、このころには強い日差しで12℃ほどまで上がっており、猫たちも暖を取るため見えるところに出てきていた。
猫と親睦を深める始めの一歩は指の挨拶から。俺の匂いに満足したキジ白は敷地の奥へ戻っていった。
不穏な気配に気づいて頭をもたげたが、眠すぎて事態が飲み込めていない様子。
その辺を一回りして戻ったらしゃんとしていた。こういう回りくどいアプローチをすることはたびたびある。
こちらは築堤下の猫拠点。横になって休んでいる黒いシルエットが分かるかな。
鼻の下の小さな白ぽちがトレードマーク。何だかんだで5ヶ月ぶり。
この辺りにはこうした赤っぽい毛色のキジ系が多く、中にはO遺伝子由来のレッドが混じった二毛もいるので(一例)、よく観察しないと毛色の分類を間違えてしまう。きっとみんな親戚なのだろうな。
塀の向こうからこちらを窺う猫がもう1匹。今度はだいぶ警戒しているみたい。
訝しげにこちらを眺めている。尻尾も下がっちゃってるし、これは厳しいかも分からんな。
一人すりすりが始まったところを、そおっと近寄って一枚。この直後、カメラを嫌がって逃げてしまった。
通りすがりの中学生が珍しくもなさそうに猫を一瞥していく。常駐さんなのかしら。
一通り転がったあと、自宅と思しき民家へ続く一本道を戻っていった。病み上がりの散歩は盛況で楽しかったが、気温が低くて体が冷えたので、腰には良くなかったかも知れない。