夜勤明けに意欲的なコースは疲れるのでやめておいた方がいいと昨日は思ったが、出勤前なら疲れても仕事中に寝ればいいことに気づいたため、今日の散歩はあまり実績のない京王高尾線の狭間から歩いてみた。途中いくつかの心当たりはあったものの、真っ昼間ということが災いしてかどの拠点ももぬけの殻で、カメラに収まったのは昨日と同じくぎりぎりの1匹。そのほかにも撮影困難でスルーしたのが4匹いたのは残念だったが、こればかりは運なので次回また頑張ることにする。
まずは自転車で分倍河原へ。とある試験農場の敷地内で黒いシルエットを発見した。
この圃場で猫を見かけることはたまにあるが、いつも広い敷地の奥の方なので諦めていた。この距離なら何とかなるかな。
こいつは一昨年の6月に一度だけ会った子。いつも見かける相方より出現率が低いのは臆病だからかな。
1時間40分、6kmも歩いた割には淋しすぎる結果だったので、京王八王子駅行きのバスを途中で降りて、柳の花街の猫たちの助けを借りることにした。といっても今やそこも猫は少なくなっており、そう都合よく運ぶかどうか……。
ものすごく機嫌が悪そうだけど、猫に会うこと自体はできたから良し。
かつて花街に暮らす猫たちの社交場(一例)だった駐車場跡地。どうせ誰もいないだろうと思って覗いてみると、ここで暮らす最後の一匹が沈みゆく日差しを惜しんでいた。
あいつ、極端に臆病なんだよなあ。どうせ今日も逃げられるだろうなあ。
いつもはかなり手前で逃げられて、ブログに載ることは滅多にない猫だが、どういうわけか今日は少し離れたところで止まった。猫というのは仲間が減って淋しく思ったりするものなのだろうか。
歓楽街では2匹発見。こういう路地は日が翳ると極端に暗くなり、日中帯とは違う顔つきで猫たちが闊歩を始める。
近寄る前に保険で1枚撮っておく。後ろの三毛はとりわけ逃げ足が速いんだよな。
何とか持ち堪えた三毛。左耳がぴこってなってるのはまあ仕方ない。