今朝も氷点下1.0℃の冷え込みではあったが、朝布団から出た時に寒さで身を縮めるようなことはなく、居間の猫たちも俺が起きるより前から目を覚ましていた。外に行かせまいとして足元に擦り寄るマコちゃんを無情に薙ぎ払い、家を出たのは6時半。この4日間はいずれもこの時間に出発しているが、バイクで風を切って走っても、やはり昨日までのような寒さは感じなかった。日中の最高気温は17.4℃だったそうだ。
非営業日ということで出社時刻は今日も9時となり、それに間に合うためには、多摩センターを8時半すぎに出るバスに乗らなければならない。この条件で7時前後から散歩を始めるとなると、行ける場所はかなり限られており、今日はその中から天野バス停(京王バス)~多摩センターの3.7kmを選んだ。もともとこのコースは東中野バス停からスタートすることが多かったが、猫分布の状況変化により見直した。
1匹目は定点の猫路地にて。警戒心の強い茶トラ白がアパートの前で日差しを浴びていた。
普段なら20m手前でも逃げられる子。今朝のご機嫌はいかがでしょう。
白の後ろには三毛ちゃんがくっついている。ざっくり分類すれば銀三毛だが、厳密にはシルバーシェード+カメオ+白で、ここには同じ毛色のが少なくともほかに2匹いるので間違えやすい(この子とこの子)。
一方こちらのアパートでは3匹の猫たちが日なたでご飯を待っていた。
いつもの構成メンバー。俺が毒にも薬にもならないことを知っているので、臆病な黒以外は特に反応しない。
いちばん人懐っこいのは黒白。佇まいからしてフレンドリーでしょ。
とててて、と駆け寄ってくるゴン。ここは人々を疫病から守ってくれるお社だそう。
……しかし平和は長く続かない。近所の茶トラが現れて、戦闘モードになってしまった。
機嫌を損ねたゴンは野太い声で鳴くばかり。こうなってしまうともうモデルは無理なので、頭をひと撫でしてその場を辞去した。多摩センターに到着したのは8:15だった。