今日の散歩は京王線猫行脚(聖蹟桜ヶ丘~百草園)を進めるか、それとも所沢の外れの肉食系三毛ちゃんに会いに行くか、朝からずっと迷っていたが、結局どちらも選ばずに多摩ニュータウンの丘陵地を5.6kmほど歩いた。聖蹟桜ヶ丘~百草園の区間は線路の北を歩くか南を歩くかで大きく命運が変わるような気がしていて、恐らく実際は南を選ぶと思うが、そうなるとかなりきつい傾斜地を歩き回ることになる。出勤前の限られた時間で消化不良を起こすのは嫌なので、好きなだけ歩ける休みの日に挑戦しようと考え直した。三毛ちゃんを諦めたのは、そこへ行くには府中本町から武蔵野線に乗らなければならず、明日のコロナワクチン接種(妻の3回目の付き添い)の足枷になるから。駅の駐輪場に自転車やバイクを置きっ放しにすると、あとで取りに行くのがとても面倒くさい。
まあそんな細かいことはどうでも良くて、まずはお馴染さんの猫の紹介から。あの場所がよほど気に入っているのか、いつものサバ白が待っていたかのように伸びていた。
近寄ったら車の下に隠れてしまった。待っててくれたんじゃなかったの……。
あれもたまに見かけるキジ白。呼んでも来てもらえそうにないので……、
濡れ縁に座ってこちらを見つめる茶トラ白。去年9月に見かけた子だと思っていたが、あとで写真を確認したら別人だった。
立ち去り際に振り向いたら、部屋の中にキジトラもいた。障子の破れ具合からすると、ここで暮らしているのは1匹や2匹じゃなさそうね。
河岸段丘のなだらかな坂道を登り切ると、行く手に道路横断中の猫がいた。
若干腰が引けている三毛ちゃん。私は川向こうから来た猫好きですよ。
今日のような薄曇りの日は、昼下がりでも割と猫が出歩いている。この子のほかにも逃げられたのがいるし、民家の窓辺に張りついているのも何匹か見かけた。
今日は久しぶりに駅前の黒猫に会えた。こちらが猫好きと分かると鳴いてアピールする癖に、近寄ると隠れてしまうムズカシ子ちゃん。
黒猫は天気の悪い日の方がきれいに撮れるね。そういや前回会った時は雨だった。
定点の猫アパートでは常駐の茶トラ白に遭遇。こちらに気づいて毛繕いの動きを止めたところ。
懐いているわけではないので、不用意に近寄るとこうなる。びっくりさせてごめんよー。
かと言って嫌われているわけでもないので、こうして説得に応じてくれることもある。付き合ってもらって悪いね。
散歩の最後は六花谷を通り抜けた。舌を鳴らしながら歩いていると、とててて、と駆けてくる茶色い動物発見。
ちょうどそこへ猫好きのお姉さんも現れて、あっちで撫でられこっちで撫でられ、右往左往するゴン。一瞬止まったところを1枚撮って、あとのことはお姉さんに委ねた。