一昨日は夜勤を1時間早退して妻のワクチン接種に付き添い、いったいどれほどの副反応が出るのかと身構えていたが、蓋を開けてみるとほぼ無症状と言っていいレベルで、わざわざ2日間の休暇直前にぶつける必要はなかった。もちろんこれは結果論なので、もし軽く済む可能性が高かったとしても、万が一に備えていたとは思うが、拍子抜けしたのも事実だ。ちなみにワクチンメーカーはファイザー、ファイザーと来て今回がモデルナ。接種当日は軽い頭痛と接種部位の疼痛があったようだが、鎮痛薬を飲むほどではなく、翌朝には解消したとのこと。我が家のn=2のデータからすると、満腹状態で接種すると副反応が軽い傾向があるので、俺が接種する時も直前にステーキなどの肉塊で腹を満たしてから臨むつもりだ。ちょうど一週間後の今月20日、大手町の自衛隊大規模接種会場を予約してある。
……そんなわけで妻の体調を心配する必要はほとんどなかったが、今日の散歩は念のため家からあまり離れないようにして、京王線猫行脚の聖蹟桜ヶ丘〜百草園を片づけてきた。久しぶりに早起きしてみるとだいぶ日の出が早くなっていて、6時半前でも充分に撮影可能な明るさ。お陰で3ヶ月ぶりに近所の黒白を撮影できた。
こいつは朝ご飯を食べ終えると敷地の奥へ引っ込んでしまうので、早朝じゃないとなかなか写真が撮れない。
聖蹟桜ヶ丘をスタートしたのは6:38。ここから平山城址公園までの4駅はまったく開拓が進んでおらず、厳しい散歩になるだろうと思っていたところ、1匹目は割とすぐに見つけられた。
都市部の川は河道改修が進んでいて、人間が岸辺に下りられるようにはできていない。それをいいことに、猫は管理通路から動こうとしない。
広い歩道に面した民家で猫発見。門柱猫って久しぶりに見たかも。
敷地の見える場所に落ち着いたのでラッキーだった。なおこの家にはほかにも2匹の猫がいたが、臆病すぎて歯が立たなかった。
きっちり東を向いている。薄雲がかかっていて、ちょうどいい塩梅なのかしら。
「今日は気温が上がるというし、涼しいうちにビタミンDをだね」
散歩は市境を越えて山間部へ。急坂に喘ぎながら標高を稼いでいると、さらなる高みから猫がこちらを見下ろしていた。
ねめつけるような目つき。どうせ届かないと思って舐めてかかっているな。
高低差がありすぎて、実際これが精一杯。また会いに来るから首を洗って待っていろよ!
9.5kmも歩いて4匹なので好成績とは言えないが、すべて初見の子だったのだから運は良かった。3時間半後の10時前に帰着して近所の路地を覗くと、ちょうどクロエさんが散歩に出てきたところだった。
落ち着きのないクロエさん。ポーズ取ってもらう余裕などなく、止まったらただシャッターを切るのみ。
この子も武蔵も黒煙邸を気にする様子を見せるが、相変わらず黒煙ちゃんは現れない。同居している三毛ちゃんもしばらく見ていないので、外に出さなくなったのかも知れない。