今日は花粉の飛散量がものすごかったようで、3時間半の猫散歩を終えて眼鏡を外すとレンズが黄色くなっていた。眼鏡に一点の曇りも許さない俺は、景色が何となく霞んで見えるのが気になって仕方なかったが、短気を起こして乾いた布などで拭くとレンズが傷だらけになるので、用を済ませて帰宅するまで我慢した。花粉症ではないので個人的にはどれだけ飛んでも構わないが、身につけているものが粉っぽくなるのは落ち着かない。
3時間半もかけて歩いたコースは新宿〜高田馬場の約8.9km。今日は新型コロナワクチン3回目の接種日で、予約を入れた12:00までに大手町の合同庁舎へ行かなければならない。この機会に副都心の猫たちを訪ねることは事前に決めていたが、そのあと大手町へ行くには地下鉄東西線が便利なので、猫分布なども勘案して高田馬場をゴール地点に設定した。接種直前に巨大ステーキ等で腹を満たすつもりだったが、散歩を欲張りすぎて時間が足りなくなり、結果的には高田馬場のゴーゴーカレーでロースカツカレーを食べることになった。なおこれを書いている21時現在、副反応は特に出ていない。
散歩開始は7時半。去年10月以来となる新宿猫散歩で最初に見かけたのは、とある猫ビルの奥に潜むキジ白だった。
間違えて同じ写真を載せたのではなく、猫が入れ替わっている。1匹目の大白斑はとっとと逃げてしまい、立ち去ろうとして振り返ったら小白斑が座っていた。
こいつもこの距離が限界。ご飯待ちならもう少し持ち堪えると思うんだがなあ。
この街を訪ねると、ほぼ必ず見かける子。5ヶ月ぶりだけど元気そうで何より。
都心は建物が密集しているので、まだ当分日が差しそうにないねえ。
まさか見つかると思っていなかった顔つき。ちょっとだけモデルになってくださいな。
三毛に逃げられ、がっくりして隣の路地へ回ると、朝日を受けて充電中の猫が見えてきた。
三毛は再び逃走。茶トラ白はこちらの素性を見極めるような顔つきで固まっている。
プスプス言って一瞬だけ止まってもらった。この子は3年前の2019年4月、京王線猫行脚の第1回(新宿→初台)でも見かけている。
冷たい雨がようやく上がった朝なので、猫は高いところに上りがち。
こいつもさっきの茶トラ白と同じ2019年4月に見かけた子(こちら)。こんな都会で再会できるなんて嬉しいな。
副都心の猫住宅街を1時間ほど歩き回り、そろそろ次へ向かおうとして進路を変えると、砂利の駐車場の奥で寛ぐ猫発見。高いところにいてくれると見つけやすくて助かる。
あれは江戸時代の幼児みたいな前髪だなあ。水に落ちても神様が引っぱり上げてくれるんだって。