先月4日、ハンガリーの種苗店に注文したテオシントの種は遅々として出荷されず、そろそろ諦めて手持ちの燕麦を蒔こうと思っていた矢先、2週間も経ってから追跡番号が反映され、26日になってようやく横浜の税関にたどり着いたことが分かった。植物の種子はその種類と輸出国によって、大まかに(1)輸入が禁止されているもの、(2)検査を受けて輸入できるもの、(3)検査不要なもの、というように分類されている。テオシントの種は(2)に該当し、輸出国であるハンガリー政府発行の植物検疫証明書が添付され、かつ日本の輸入検査を受けて合格すれば、晴れて郵便物として我が家に配達される。ところが今回は種苗店が植物検疫証明書を添付していなかったため、税関に没収されてしまった。海外から植物の種を輸入するのは今回が初めてではなく、輸出となれば植物検疫証明書を添付してくれるのが当たり前と思っていたが、事前に念押ししておかなかったのはこちらの落ち度でもある。もうだいぶ暖かくなったのでテオシントの輸入は諦め、手持ちの燕麦のほか、別途用意したエノコログサを蒔いて猫たちに食べさせようと思っている。
今日は所用のため早朝から平山へ出かけてお昼ごろ帰ってきた。日の出が早くなってきたこともあり、いつもより少し早めの6:10ごろ家を出てみると、日の差さない路地にクロエさんが出て所在なげにしていた。
落ち着きのないクロエさんは早朝からじっとしていない。止まった瞬間にシャッターを押すのも至難の業。
平山に着いて散歩を開始したのは7時少し前。こちらの三毛は燦々とした日差しを浴びて伸び切っている。
舌を鳴らして呼んだら少しだけ反応した。普段はこんな感じの佇まいで、薄い毛色は被毛の生え際の色が白く抜けるティッピングによるもの。同じ三毛でもクロエさんとはだいぶ印象が異なる。
河岸段丘の高台から下り坂に差しかかると、暗い日影の路地にぽつねんとする猫影を発見。
細い路地を一直線に近寄るほかなく、懐いてもいない長毛キジトラは当然逃げる。もう少し親睦を深められないもんですかね。
ツチノコみたいになってこちらの出方を見極めているところ。前回(去年11月)よりはお近づきになれたかな……。
暴れん坊将軍「伝説の彗星回」の彗星落下地点にほど近い農地。まばらに建つ住宅の一つには猫が住みついている。
冬の間は見かけなかったキジ白。春の訪れとともに再び縁側に現れた。
こちらはいつもの猫ヶ丘。すでに俺がいつもの手ぶら野郎であることはバレており、その評価は猫たちの表情に見て取れる。
麦わらさんは臆病さん。逃げられずにカメラに収まるのは珍しい。
散歩の最後にアビちゃん邸を訪ねてみると、玄関前に出て日なたぼっこしていた。
いつもは箱の中にいることが多いらしい。今日は最近には珍しく雲一つない天気で、日差しに誘われて出てきた感じだね。
目が合うなり逃走を図ったが、道路向かいの外階段で何とか捕捉。このあと本気モードのダブルサスペンションギャロップで逃げていった。