雨続きで一昨日と昨日は散歩できなかったが、3日も休むとモチベーションが維持できなくなってくるので、今日は雨の上がった午後から立川に出て1時間40分ほど歩いてきた。夕方の散歩は猫に会える確率こそ上がるものの、人出が多かったり、日没に追われたりして落ち着かないので、この時間帯に猫を探すことは滅多になくなった。
とはいえせっかく夕方に散歩するなら、その利点を生かして、今はなかなか会えなくなった古い馴染に再会したい。とりわけ七三ファミリーの母やチョビ1号、そして今年に入ってからまだ会えていない上矢印ちゃんなど、思い入れの深い猫たちの許を訪ねるべく、スタート地点の西国立へ向かったのだった。
散歩開始は15時半。最初に見かけたのは去年8月以来となる長毛白とキジ白のコンビだったが、あいにく民家の敷地の奥で伸びており、写真撮影は断念。カメラに収まった1匹目はカーポートで転がる黒だった。いつか見た木香薔薇の記憶を頼りに訪ねたのは正解だった。
宥めてもすかしても出てこない黒を諦めて、先ほどのカーポートに戻ると、何食わぬ顔でマーメイド座りしているではないか。さては先回りしたかな。
いやいや、これ別猫だわ。さっきの黒はこんなにぎざぎざな耳じゃなかった。
こいつが一昨年も木香薔薇のところで見かけた子。一緒にいた茶トラ白にも会いたいんだが最近見ない。
あれは昔、上矢印邸で暮らしていた大白斑(2015年8月の様子)。今は古巣から150mほど離れたこの辺りをシマにしているようだ。
50cmぐらいまでは近寄れるが、指はダメ。そのうちまた挑戦してみる。
ここは猫旅館跡地。先月22日の雪の日とまったく同じ佇まいで隻眼の茶トラが休んでいた。
あまりにも同じ姿勢なので、3週間以上こうしていたのかと疑ってしまった。車を動かした形跡があるので単なる偶然だろうけれども。
呼んでも眠くて目が開かない。俺の知り合いはみんな高齢になってきたので、どうしても心配になってしまうんだよ……。
4ヶ月ぶりにようやく会えたのでとても嬉しい。毛並みが荒れて見えるのは換毛期だからだろうか。相方の黒白にもよろしく伝えておいてね。
立川勤務時代の散歩道を歩くことは滅多になくなり、次に七三やチョビ1号を訪ねるのはいつになるのか見当もつかない。知り合いというのはこうして少しずつ縁遠くなって行くのだなあ。