軒下の季節


立川市の猫

 今日は朝からしとしと雨が降っていて、5時に起きたものの散歩するかどうか少し迷った。というのも昨日、出勤する時に自転車を出そうとしたら後輪の空気が完全に抜けていることに気づき、空気入れで補充してもすぐに抜けてしまって、使えなくなっていたからだ。天気が良ければからし号で行くところ、雨ではそういうわけにも行かず、かといって休載するのも嫌なので、駅まで歩いていくことにした。
 自転車は恐らく虫ゴムが劣化しただけだと思うが、この機会なので近所の自転車屋で全般検査してもらうつもりだ。2014年に買ったブリヂストンの自転車で、これまでの8年間、パンクも含め一度も故障することなく走ってくれた。ホームセンターで売っているような某巨大社会主義国の製品に比べれば値段は高いが、修理の費用や手間がほぼないというのはストレスフリーだし安心感がまるで違う。
 雨の弱まる兆しがなかったので、今日の散歩地は軒下の知り合いが多い西国立を選んだ。のっけから想定通りのようではあるが、実はあいつは想定外。
立川市の猫

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 去年8月以来の長毛白。以前はこの道路向かいが朝食会場だったが、今は場所が変わったらしく、仲間もさっぱり見かけない。日中は近所の空き地で伸びていたりするので、無事ということは分かっているんだけれども。
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 まあでもこの時間(6:45)、ここにいるということは、この近くで食べているのだろうなあ。
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 学校裏の猫アパートを訪ねてみたが、母は箱に入ったまま出てこない。3月の雪の日とまったく同じシチュエーション。
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 一応呼んでみたけど寝起きの顔だった。
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 母の次に見かけたのは150m離れた家で暮らす息子。
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 親と独立した子供をセットで観察できるケースはほかにない。もう少し頻繁に会えたらなあ。
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 最後の猫は塀の向こうの黒白。きっとここで雨宿りしていると思ったよ。
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 ……と思って覗いたら2匹くっついていたでござる。
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 鼻白の鉢割れは臆病なのでとっとと逃亡。取り残された鼻黒は呆然としていた。もう少しして梅雨に入ったら、こういう情景を毎日のように見ることになるだろうなあ。
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