気象条件を理由に散歩を休むことはなるべく避けているが、この暑さで無理すると命にかかわるので、休暇初日の今日は早起きして朝のうちに済ませてきた。本来なら「涼しいうちに」と表現されるべき5:20というスタート時刻にもかかわらず、府中アメダスの気温はすでに28℃ほどになっている。時間の経過とともに急激に気温が上がることは明らかで、悠長に歩き回っていてはあっという間に灼熱地獄にやられてしまう。朝の散歩は日中とは違った危険性があり、それは主に湿度が高いことや、起床したばかりで体の水分が失われていることが挙げられる。なので今朝は給水をしっかりすることのほか、徒歩ではなく自転車で知り合い猫の許を訪ねることにした。自転車は徒歩よりも風を受けるので汗が気化しやすいし、徒歩のようにバス停で待ちぼうけを食わされるようなこともない。最終的には自宅から府中市の端っこまで2時間かけて行って戻って12.3km漕いだ。
夏の朝は武蔵から。自転車で通りかかると、鈴を鳴らして駆け寄ってきた。
動くと暑くなるのは猫も同じね。少しだけすりすりして地面に伏せた。
同じ町内にもう1軒の猫民家。もともと2匹で朝ご飯を待っていたようだけど、カメラを向けたら1匹隠れちゃった。
取り残されて憮然とするキジ白。もう1匹は遠巻きに撮影したことが一度だけある。
朝日を浴びる猫民家。ここには数匹の猫が暮らしているようだが、今朝は1匹だけで、しかもあられもない姿でひっくり返っていた。
こいつの毛色はキジ渦白。しゃんとしている時に会いたかったぜ。
猫の朝ご飯といったら7時って国際的に決まってるよね。まだ1時間以上あるんじゃん。
今朝のコースは今月14日、雨に降られて中断した散歩のやり直しを兼ねている。定点と化しつつある猫ポイントに差しかかると、こちらにお尻を向けて帰宅途上の猫が見えてきた。あれは雨の日にも見かけた子。
自転車を降りてキジ白のあとを追うと、向こうからもう1匹現れた。あれはキジ白と同じ家に住む相方の黒だ。
胴体の毛色がずいぶん赤茶けて見える。日差しの加減かと思ったけど、去年6月の写真を見たらやっぱり赤茶けていた(こちら)。
残されたキジ白をアップで。今まででいちばん可愛らしく撮れたよ!
この時間から車の下か。こりゃ今日も厳しい暑さになりそうだなあ(結果的に府中アメダスで36.9℃、八王子アメダスでは37.1℃まで上がった)。
あの時ここは寒かった。20℃も違う気温で同じ着物を羽織っているのだから、猫の適応力というのは大したものだと思う。暑さ寒さで健康を害しているのは人間の方が多いかも知れないなあ。