朝から台風一過となるはずだった今日は、久しぶりに相模原~多摩境を散歩するつもりだったが、結果的にコースを変更して日野~甲州街道を歩くことになった。いつもより早く仕度して家を飛び出したのに、からし号はエンジンがかからないわ、自転車でかっ飛ばして駅に行ったら南武線が遅延しているわ、とどめに雨は降ってくるわ、予定通りにことを進められる要素がまったくなかった。相模原では故・あやめ邸に今も集まる猫たちに無沙汰を詫びたり、あわよくば6月に遭遇したベンガル猫に再会することなどを目論んでいたが叶わず。そうこうしているうちに異動の準備で動きづらくなってくるので、できれば今日は行っておきたかった。
分倍河原で電車を待つ時点で強めの雨が降っており、無理に行っても会える見込みは薄いと判断して、立川で乗り換えた中央線下り電車を1駅で下車。悪天候でも頼りになるこのコースで最初に会うのはたいてい寝坊助四天王。
4日前に来た時は最高気温35.9℃という日の真っ昼間。この季節、全身を撮るなら早朝じゃないとムズカシイ。
まだ若い感じの小柄な麦わらさん。朝のお散歩かなと思ってあとをついて行くと……、
先月18日にもこの近所で茶トラの子猫に会っており(こちら)、もしやその子かと思って写真を見比べてみたが、尻尾の形状や先端の色からして別猫のようだ。それぞれ異なる母猫を伴っていることから、十中八九間違いないと思うが、複数の猫家族が共同で子育てするケースもあるようなので、念のため確認してみた次第。なお子猫単独で写真を撮ろうとしたら秒殺で逃げられた。
……というわけで先日の子猫現場を覗いてみた。見覚えのある泥棒鉢割れがこちらを見ているね。
先日は子猫まみれになっていたけど、今朝はこいつが1匹だけ。結局ここの子猫には一度会ったきりなんだよなあ。
たまに見かけるサバ白にも会えた。今朝はこっちのコースを選んで良かったかも。
一時はガングロのサビとデキていたようだが(一例)、最近はそれぞれ単独でしか見ないので、いつの間にか破局したのかも知れない。
あと1分待てば電車が通過するところ、こちらもあまり濡れたくないのでとっとと撮影。
尻尾をぴーんとさせながら近寄ってきて、目の前に腰を下ろした。背後にも茶色っぽいのが見えている。
こいつには7月30日にも会ったばかりだが、その時の写真は紙幅の都合によりまだ公開できていない。尻尾の様子からして前回よりだいぶフレンドリーだった。
背後にいたのは車の下に潜っちゃって出てこない。前回は平気だったのになあ。
散歩の最後にオートフォーカス迷う君に会いたかったが、あいにく不在で、相方の三毛にも逃げられたため成果なし。今日の散歩はこれで終わりかなと思って駅へ向かっていると、道端に猫が座ってこちらを見つめていた。
この子の面影にはかすかな記憶があって、過去の記事を辿ってみたら、2017年1月にもここで会った子だった。あの時は真冬でもこもこしていたけど、今はだいぶスリムな印象。
……と割って入ってきたのは、こちらも見覚えのあるサバトラ。今年2月以来なので三毛に比べれば新しい知り合いだけど、やはり冬毛との違いが大きい。