今朝は予定通り南武線の上り電車に乗って武蔵溝ノ口まで足を延ばしてみた。ここは南武線において通勤時に散歩実績のある最南端の駅で、これより先となると散歩地として未開拓である上、通勤途上に寄り道するには遠すぎて時間的に厳しくなってくる。自宅最寄り駅の分倍河原からだと25分ほどかかり、勤務先最寄り駅の多摩センターまでは登戸~新百合ヶ丘経由で35分ぐらい。多摩センターから職場まではさらにバスで20分かかるので、テレワーク移行前の移動時間は合計80分だったということになる。夜勤前後ならともかく、朝の出勤前にこれだけの時間を取られるのはロスが大きく、武蔵溝ノ口を散歩地に選んだことは今回を含めてまだ3回しかない(南武線猫行脚を除く)。
しかし自宅を中心に考えるとなるとさほど不利ではなく、1駅隣の府中本町と武蔵溝ノ口の往復なら45分だし、散歩のゴール地点は1~2駅立川寄りになるので所要時間はさらに縮まる。備忘録も兼ねて今朝の行程を書いておくと、往路は府中本町5:45発~武蔵溝ノ口6:07着、復路は久地7:57発~府中本町8:18着(ただし異音検知で電車が非常停止したため実際は8:33着)。正味の散歩時間は1時間42分で歩いた距離は6.0kmだった。
天気予報は今日もひどい外し方をしてくれて、朝から晴れるというので安心し切って電車を降りたらザー降りの雨。駅近くのローソンでビニール傘を買い、肩を濡らしながらとぼとぼと歩くこと数分で1匹目を見つけた。
隠れちゃってるのは仕方ないね、結構降ってるし。
猫好きが現れたことを敏感に察知して飛び出してきた三毛。可愛いねえ。
そして、思ったよりも雨が激しいことに驚いて、再び引っ込んでしまった。残念だねえ。
雨と急坂に苛まれつつ25分が経過。雨宿りの子猫が民家のポーチに佇んでいた。
キジトラ兄妹の奥には母と思しき猫の姿も。家族で雨が止むのを待っているのかな。
お母さんもまだ若い。この辺りは猫の巣窟なので、こうして一緒にいてくれないと血縁関係がまったく分からない。
さっきの母猫とそっくりな麦わら。車の下の三毛はとっとと逃げた。
ここにも子猫が何匹かいた。こちらはさらに小さくて、キトゥンブルーが抜け切っていないみたい。
地面の子猫には無関心のようなので、この子は母猫ではないのかも知れない(おっぱいは張っていた)。まだ数回しか訪れたことがない場所なので印象でしかないが、この一角には30匹以上の猫が生息しているように思う。
雨が上がって明るくなってきた7時すぎ、通りすぎた俺の背中を注視する猫がいた。
胸に飛び込んでくるかと思って待ち受けていたのに、車の下へ直行して動かなくなってしまった。この子は顔馴染で7月下旬にも会ったばかり。
猛烈な湿気とともに眩しい日差しが降り注ぐ。路傍の猫の大きな白斑が煌めいている。
カメラ嫌いの猫だが何とかその場で撮影に成功。一時期に比べると毛並みが回復してきたようだ。
7月下旬にも見かけた近所の人気者(飼い主のお姉さん談)が今日もいた。
首輪が前回と違ってる。人気者は衣装持ちだねえ。
……というような俺たちのやり取りを虎視眈々と見つめている猫もいた(1枚目の写真にも!)。
今朝はいくつかの猫拠点を端折ったので、見かけた猫はこれでも少ない方だった。日の出が遅くならないうちに、もう一度ゆっくり歩いてみようっと。