あっという間にパーペキな台湾猫旅プランが完成してしまい、あとは出かけるだけと楽しみにしていた矢先、花蓮県で大きな地震があって台東線が寸断されてしまった。
台湾島というのは大部分がユーラシアプレート上にあって、花蓮から台東にかけての穀倉地帯がかつての東海岸だった。そこへフィリピン海プレートに乗って移動してきた群島が衝突し、迫り上がって現在の海岸山脈が形成されたため、この地域の地質は不安定で断層が多く地震が頻発する。地震発生時の映像を見ると、突然の揺れに驚いたり慌てる様子はあっても、パニックになっているケースは見られず、地元の人たちは多少なりとも地震に慣れているようだった。鉄道の復旧には少なくとも半年はかかるとのことで、もしかしたら猫旅にも影響があるかも知れない。
今朝の散歩コースは昨日赴くつもりだった日野~甲州街道。満を持してというほど天気が回復したわけではなく、明日からまた雨だというので今のうちにと思って行ってみたが、やはり暗い朝は寝坊助どもがなかなか出てこない。その象徴とも言うべき猫たちのねぐらがこちら。
実は俺、この時点でも手前のキジトラに気づかずに写真を撮っている。猫を見つけると視線が釘づけになってしまってダメね。
しかも手前の子、キジトラじゃなくて二毛だった。よくよく見ると右前足と後ろ足にレッドが入っているし、おでこにも小さなレッドがある。この子に会うのは6月7日以来の二度目だけど、前回は疑わしいと思いながらもキジトラに分類していた。
白はぐりぐり撫でられるぐらい人懐っこいけど、二毛はカメラが苦手みたい。
定点の築堤下へとやって来た。こちらを見つめる黒は知り合いではなさそう。
ここの知り合いは鼻の下に小さな白ポチがあるので分かりやすい。この子は初めてかなあ。
……と思ったら白ポチもいた。2匹は折り合いが悪いらしく、どちらも隠れてしまって二度と出てこなかった。
民家の敷地で一休み。たぶん近くの猫民家の子だから、あと50m歩けば着くはず。
……というような冴えない散歩を終えて帰宅したのは8時半。ベランダのサチコを少し構ってから仕事に入った。
三連休の散歩は天気を見て考えるつもりだけど、どうも芳しくないようだなあ。