朝の散歩をお休みして8時すぎまでグースカ寝て、布団から出たら軽くシャワって自宅の仕事部屋に入るという生活は、時間は余るしお金も体力も使わない薔薇色の暮らしのように思えるが、俺にとっては油断すると精神が蝕まれる極めて危険な生活スタイルだ。なので以前はそろそろ終わりにしなければと思っていた猫散歩も、少なくとも働いている間は自我を保つために継続した方がいいという考えに変わってきている。健全な趣味のあり方とは言えないかも知れないが、背に腹は代えられない。
とはいえ時には休むことも必要で、今朝などは早起きのプレッシャーもなく、すっきり目覚めていい気分だった。昨日の散歩で出かけた日高市は片道1時間以上かかり、気温も高かったので思いのほか疲れていたらしい。猫の方はこまこま散歩の後半ということで、二番目の猫拠点に差しかかったところから。23日に撮った写真が仕掛かりとして残っているが、季節ものを含むような記事の場合、連続性や速報性を重視して掲載順を変えることがたまにある。
テーブルに座っていたのは馴染のチョコ白。誰かが撫でてくれるのを待っているのかな。
このころ時刻は8時で気温は22℃ほど。最近には珍しく雲一つない快晴なので日差しがきつく感じられる。
なのでテーブル席に誘っても反応が良くない。おいしい牛乳あるんだけどな。
おいしい牛乳のパッケージが変わって内容量が減ったのはいつのことだったかもう忘れたが、こまこま散歩で新パッケージが登場するのは今回が初めて。少しだけ舐めるには小さなキャップがちょうどいいみたい。
残りは俺が食べるからもうおしまいだよ。あと、牛乳バトルになるといつも来ていたサバ白、最近会っていないから、もし元気にしているならよろしく言っておいてね。
最後にいちばん人懐っこい黒白も出てきたが、この日は日差しが強すぎた上にテーブルが日陰で、写真を撮るのもなかなかムズカシイ。猫たちも飽きてきたようなので次へ向かうことにした。
チョコ白ほか数匹の猫一味が暮らす小公園をあとにして、再び歩き始めたのは8時半すぎ。日が高くなったこともあってその後は芳しくなく、後半で会いたかった築堤の白にも会えずじまいだった。
残り2匹は以下の通り。
春のこまこま散歩でも見かけた長毛三毛。季節が巡ったせいか、あの時よりも今の方がだいぶさっぱりしているように見える。
不審者の気配を察して距離を取った黒白。この子に初めて会った7年前は沿道の花がもう少し賑やかで、この子自身も毛並みがつやつやしていたが、どちらも昔ほどではなくなった。俺もこの程度の散歩で疲れたとかこぼすようになってしまった。