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2019-11-27
海のお友達(4)

 4回に渡って連載してきた三浦散歩も今日でおしまい。この日は天気・体調ともに良かったため、小さな漁港でたくさんの猫たちと戯れたあと、タクシーを呼んで三浦市の中心部にも足を延ばした。市街地を歩いたのは初めてだったが、三浦というのは予想以上に山がちで、名も知れないような細い路地が多く、足腰には厳しかったが散歩としてはとても面白かった。高台からの眺めも素晴らしく、尾道の猫の細道を歩いているような気分だった(行ったことないけど)。この日、市街地で見かけたの猫は3匹に留まったが、朝や夕方はもっと多くの猫に会えるはずだ。もっと頻繁に足を運びたいところではあるが、何しろ三浦は遠い……。
 それはさておき、まずは漁港。この日いちばんまとわりついてきた猫がこちら。
三浦市の猫

 前回も書いたように、このキジトラは今回が初めて。この半年ほどの間に現れたと思われ、ほかの猫たちとは距離を置いていた。不用意に近寄ってシャーかまされたりもしていた。
三浦市の猫

 気の毒だけど、みんな縄張りは大切だからなあ。
三浦市の猫

三浦市の猫

 一方こちらは堤防から少し離れた猫拠点。打ち捨てられた魚網が山となり、その隙間に猫たちが住みついているらしい。こいつは今回漁港に来て最初に見かけたキジ白。
三浦市の猫

 そしてこちらは俺を追いかけて堤防から戻った2匹。
三浦市の猫

 「とおっ」
三浦市の猫

 ボブテイルぴーん。
三浦市の猫

 魚網の隙間からサビも出てきた。
三浦市の猫

 今日はみんなよく飛ぶね。
三浦市の猫

 ふと時計を見ると10時を過ぎている。やばい、これから三浦の市街地でもう一歩きするから、そろそろ行かないと遅くなっちゃう。
三浦市の猫

 曲がり尻尾の黒猫君、俺もう行くからね。
三浦市の猫

 ちょび髭のキジ白も元気でね。
三浦市の猫

 仲のいい2匹。
三浦市の猫

三浦市の猫

 最初のキジ白がようやく飛んできたと思ったら……、
三浦市の猫

 ちょび髭のキジ白と鉢合わせ。この2匹は折り合いが悪く、一触即発の事態となったため、そそくさとその場をあとにしてタクシーを呼んだのだった。
三浦市の猫

 猫たちの漁港から次の目的地までは、直線距離なら2.8kmほどだが、道路伝いに行くと7km以上あって、さすがにその距離を歩く元気は残っていない。距離が嵩むのは入り江が入り組んでいるからで、それも切り立った入り江なので海岸線を歩くこともできない。漁師に船を出してもらえるなら10分ぐらいで行けるはずだが、あいにく俺にはそのような伝手がないので、電話でタクシーを呼び、混雑した道路を30分ほどかけて市街地の外れの西岸に移動。そこから市街地中心部までの2.5kmほどを猫を探しながら歩いてみた。
 お昼寝タイムが近いにもかかわらず、1匹目はほどなく発見。やっぱり海辺の街は猫が多いな。
三浦市の猫

三浦市の猫

 険しい表情に見えるのはきっと模様のせい。サビ猫の撮影はムズカシイ。
三浦市の猫

 とある民家の軒先で、若いクリーム猫が毛繕いしていた。
三浦市の猫

三浦市の猫

 カメラを向けたらとことこ近寄ってきた。
三浦市の猫

 私は山の方から来た猫好きです。怪しい者ではござんせん。
三浦市の猫

 大きなレンズは苦手みたい。
三浦市の猫

 三浦市の中心部にたどり着いたのは正午前。適当に入った寿司屋の海鮮丼はかなり微妙で、微妙な気持ちのまま帰途につくためバス停へ向かっていると、横丁の路地に黒いのが座っていた。
三浦市の猫

三浦市の猫

 お昼ご飯を待っているのかな。三浦だからやはりマグロが出てくるのだろうか。君の選んだお店はきっと間違いないのだろうね。海鮮丼を食べる前に会いたかったよ。
三浦市の猫

 三浦猫散歩はこれでおしまい。今日の台湾猫旅のスケジュールは、奮起湖や阿里山といった山の中の集落を散歩したあと、十字路から阿里山森林鉄路で嘉義に戻り、今夜は高雄市鹽埕区に泊まることになっている。ちなみに鹽というのは「塩」の繁体字で、埕というのは閩南語(台湾語のルーツ)の方言字で「場」を表す。かつてこの辺りは製塩業で栄えたそうだ。明日は国内線で花蓮へ移動する。
三浦市の猫

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