3回目の接種までは副反応がなかったので余裕かましていたが、今回はだるみが強く、我慢できずに夕方から何時間か布団に入った。体温は36.8℃と数値上はさほど高くないが、平熱が35.5℃ぐらいなのでこれでもやや辛い。痛みなどの症状は一切なく、SpO2は96を示している。
散歩以外の出来ごとというと、近日中に猫サーバのOSをRed Hat Enterprise Linux 8からRocky Linux 9へ変更する予定があり、丸一日で作業を完了できるよう、仮想環境の開発機を弄りながら手順書を作成していた。RHEL8系はPHPなどのバージョンがWordPressの要件を満たしておらず、EPEL、Remi、PowerToolsといったリポジトリを使わなければならないので管理が面倒だった。OSをRHEL9系に上げればすべて標準のリポジトリで賄えるようになり、バージョン管理もdnf distro-syncするだけなのでかなり楽になるはずだ。
まあそんなことはどうでもいいんだが、今朝の散歩は武蔵溝ノ口〜久地の6.9kmを2時間半かけて歩いてきた。平日でも行けないことはない場所だが、この一帯は猫の巣窟で、すべての拠点に顔を出していたら時間がいくらあっても足りないので、休みの日に思う存分歩きたいとかねがね思っていた。出発前はもっと先の宿河原や登戸まで歩くことも考えていたが、あいにくワクチンの副反応で体がだるく、そこまでは頑張れなかった。今日の記事では18匹見かけたうちの8匹を紹介する。
武蔵溝ノ口をスタートしたのは6時半。いつかの三毛がずっとそこで待っていたかのように佇んでいた。
先月来た時は激しい雨だった。今朝こそ晴れると思っていたけどやっぱり霧雨。君は雨女ですか。
呼びかけに応じて屋根の上で止まってくれた。あの顔と模様には見覚えがある。
去年9月、近くの路地で一度だけ見かけたスモーク鉢割れ。また会いたくてその後も何度か来ていたけど、再会するまで1年以上かかっちゃったなあ。
様子を見ているうちに隣の工事現場へと移動。あとで分かったことだが、この子には先月6日にも会っていて、その時は子供たちと思しき3匹のキジトラと一緒だった。
……しかし、その場所に行ってみると子キジトラの姿はなく、代わりに茶色いのが路地奥からこちらを見つめていた。
ご飯待ちなのか、それともお母さん待ちなのか、近寄ってもその場を動かない茶トラ白の兄弟。
先月はここでキジトラの子猫を見かけた。気配を消せばもっとたくさんの子猫が出てくるはず。
坂の上から猫路地を俯瞰していると、車の下から三毛が顔を出した。
この子が茶トラ白のお母さんかしら。ここにはほかにも母親っぽいのがたくさんいるので(一例)、親子関係は想像の域を出ない。
山を一つ越えて平らな土地にたどり着くと、そこは再び猫の巣窟となる。前方に巡回帰りと思しき茶トラが現れた。
一旦茂みに隠れたものの、このままあのニンゲンをやり過ごしてはラッキーチャンスを失うかも知れない。そのような思惑で再び猫が顔を出すことはよくある。
茶トラは名残惜しそうにこちらの出方を窺っている。揺れる想いを拝ませてもらったお礼に、美味しいカリカリをひとつまみ与えてその場を辞去した。この続きはまた後日。