土日の散歩はいくつかの構想こそあったものの、どうしても動く気になれず、結局どちらの日もどこへも出かけずにうだうだして過ごした。次期猫サーバの構築手順書だけは完成させたので、タイミングを見て近いうちに作業するつもりだが、14TB近くにもなっている猫写真を別ディスクに退避するには時間がかかるので、今のところ日程までは決めていない。今までの実績からすれば、作業自体は丸一日あれば終わると思うので、土曜日を本番日、日曜日を予備日にして来月末までを目途に考えている。
グータラ過ごした土日だったがサチコは病院に連れて行った。左目の上の腫れは塗り薬で様子を見ましょうということになった。踵の毛が抜けて地肌が見えているのも気になるが、加齢によるもので防ぐことは難しいそうだ。褥瘡になっているなら処置しないと可哀想だが、そうではないのでこちらも様子見だ。サチコの場合はとにかく痛みや緊張といったストレスから極力に遠ざけるよう心がけている(マコちゃんの存在だけは如何ともし難いけれど)。
今日の散歩は先日から予定していた通り、キジ白3号に会うべく拝島へ出かけたが、日の出が遅くなったせいか舌を鳴らしても反応がなく、散歩開始後と終了前に二度立ち寄ったものの会えずじまいだった。今後さらに日の出が遅くなると朝の拝島は時間的にキツいので、休日を利用するなどして日中の時間帯に訪ねてみる。
そんなわけで今朝の1匹目は黒白から。朝日の当たる駐車場を覗いてみると、ちょうど塀の向こうから出てきたところだった。
こちらは朝食後の佇まい。普段は食べたらさっさとねぐらへ戻るところだが、俺に場所を悟られまいとしてその場を動かない。賢いヤツめ。
時計は7時を差している。ご飯の時間はその家の家族構成や生活習慣によって多少異なるようで、ここはまだしばらく出てこない感じ。
突き当たりのオレンジ色の屋根の家は拝島時代に住んでいた旧々々々居で、当時5歳ほどだったサチコや我が家に来たばかりのマコちゃんがあの窓辺で遊んでいたものだった(一例)。懐かしさに足を止めて眺めていると、日の差さない暗い路地に猫が顔を出した。
巡回の途中かな。フェンスの向こうへ引っ込むかと思ったら、道端に出てきた。
この辺りは昔から猫の多い土地で、このブログでも何度か紹介したことがあるが(こちらやこちら)、さすがにあれから15年も経っているのでこの子は初めてだろう。知っている猫の子孫ということは充分に考えられるけれども。
拝島からスタートする散歩は某巨大神社をゴールに設定して、そこから立川まではバスで移動するのが定番だが、今日は時間が足りないので途中で引き返すことにしている。その折り返し地点はもちろん猫拠点であり、まるで示し合わせたかのように馴染の茶トラが巡回から戻ってきた。
……しかし、逃亡。行き先は分かっているので茶トラは後回しにして、建築現場に佇む相方を先に撮っとく。
逃亡先で合流するなんて逃避行みたい。長毛三毛はしばらく見なかったので会えて良かった。
参考までに、このブログに登場する俺の歴代居住地を遡って紹介しておくと、現在の家は分倍河原(2019年2月~)、旧居は平山城址公園(2016年9月~2019年2月)、旧々居は西立川(2015年10月~2016年9月)、旧々々居は拝島(2009年9月~2015年10月)、旧々々々居も拝島(2007年9月~2009年9月)、旧々々々々居は新秋津(2003年1月~2007年9月)。サチコが家族になったのは新秋津時代で、マコちゃんは拝島時代(1回目)の出来ごとだった。