今日はこれから夜勤なので、一昨日行った海の続きを……。
海辺の公園には3時間ほど滞在したが、日が高くなるにつれて風が強くなってきた。猫たちも岩の隙間や植え込みに潜っててしまったので、次の目的地であるナナちゃんの運河へ向かうことにした。
最後に、お世話になった猫たちにご挨拶。まずは黒白鉢割れから。
この日の最大瞬間風速は18.8m/s。ねぐらに帰って寝てください。
海の男はシャイなのだった。
次に向こうから現れたのは、朝一番に枯れ草の上で寝ていたキジ白。
今起きたの? もう9時半だよ。
日なたの海辺は暑かったらしく、植え込みの下に直行。
帰ってきてから調べたら、こいつは1年半前ここで出会った「お魚くわえたどら猫」だった。写真では分かりにくいが、動画の後半に映っている模様で分かった。だいぶくたびれちゃってるけど、元気そうで良かったよ。
キジ白もいた(動画はこちら)。この岩場の隙間にはいったい何匹潜んでいるんだろう。君たちはフナムシか。
海辺の公園から撤収して、次に向かったのはナナちゃんの家。時刻は11時半になっていて、ちょっと遅かったかなと思ったが、ちょうど巡回から戻ってきたところだった。
ここは木陰になっているんだね。勝どきには冬の間しか通わなかったから知らなかったよ。
相変わらず人懐っこいナナちゃん。動画も撮っといた。
ナナちゃんのあとは、唐突に室内に移動。
この辺りの運河には様々な船が係留されていて、その中には屋形船も何隻かある。以前勝どきで勤務していた時、その屋根にキジトラが乗っかっているのを見かけることがあって、船長と呼んで時々様子を見に行っていた。
この日はたまたま本物の船長がいたので、挨拶してキジトラの様子を見に来たことを話すと、「そういうことなら」と船内に招き入れてくれたのだった。
資材置き場となっている退役船の船艙に10数匹の猫たち。本物の船長は猫好きだった。俺も脱走防止や衛生には気をつけているつもりだが、この数でこれだけきれいにしとく自信はない。
一般的に屋形船といえば酒に食事に芸者さんだが、ここなら猫に接待してもらえるかも知れない。本気で頼みたい方は管理人まで。