今朝の散歩は西八王子~京王八王子という約4.5kmのコース。最近の日の出時刻に合わせて6時半にスタートすると散歩時間は正味1時間20分ほどとなり、平均3.4km/hで歩けば楽勝と考えがちだが、道中、猫を見つけるたびに写真を撮ったり撫で回したりするので、実際はかなりキツキツのスケジュールだ。今はまだ帰宅前に駅で蕎麦を食べたり、コンビニで買い物したりできているが、もっと日の出が遅くなったらそうした時間もなくなってくる。定番だったこのコースも、もう少ししたら来春までお休みになるかも知れない。
1匹目に遭遇したのは6:40。これでも日の出から30分経っているが、路地に日が差すにはまだだいぶかかりそうで、猫もひっそりとしたまま出てこない。
久しぶりだったのでつい近寄ってしまったが、懐いているわけではないのだった。ちなみに見かけるのは6月以来。
きれいな鉢割れ黒白。しかし姿勢からも分かるように、なす術なく逃走。
黒は何とか持ち堪えた。お寛ぎのところ、毎度お騒がせして済みませんね。
ここはモノトーンな路地だったようだ。諦めて立ち去りかける俺をじっと見つめる視線あり。
2013年の初夏に初めて訪れてからというもの、何度となく歩いた道だけど、新しい出会いってあるものだな。また来るから今度は少し懐いてね。
こちらは既知の猫拠点。いるかなと思って覗いてみると、臆病な三毛が先々月と似たような佇まいでこちらを見つめていた。
……と思ったら、三毛の背後からもう1匹飛び出してきて、すごい勢いで走り去って行った。あれはもしかして俺から逃げたのかな。
先々月はまだあどけなさが残っていた黒白。2ヶ月ちょいでだいぶ大人っぽくなったね。
もう1匹の黒白も元気そう。家の人が里親を探していたようだけど、まだ見つからないみたいね。
猫の配置からして塀の上のキジ白が母親に見えるけど、あの子が先々月見かけたもう1匹の子猫。左側に固まっているのも……、やっぱり子猫! 一歩前に出たら蜘蛛の子を散らすように逃げてしまった。
今日の散歩は時間的に厳しかったが、このコースを歩いて柳の花街をスルーするわけには行かない。誰もいない可能性もあったけど、やっぱり来てみて良かった。
シャーと怒られたが何とか逃げないでいてくれた。この辺りの猫は大方いなくなり、今はこいつを含めて数匹残るだけではないかと思う。いなくなったからといって散歩コースから外すのは簡単だけど、思い出がたくさんありすぎてなあ……。