OSから何からすべて入れ直した猫サーバは順調に動いており、リストアップしておいた課題も一つを残して解消できた。残った一つというのはLinuxカーネル(5.14)の不具合で俺がどうこうできる問題ではなく、kernel.orgの中の人によれば以前のstable版にも修正が反映される予定だそうなので、それが出るまでしばらく待つほかないだろう。近日中にRocky Linux 9.1がリリースされるはずなので、それほど時間はかからないと思う。
そのほかに今日やったことといえば年末調整の書類を書いたことぐらい。在宅勤務なのでこれらの書類は何らかの方法で本社へ送付することになるが、同封されていた返信用封筒を見ると、普通郵便で返送する前提らしく84円切手が貼ってある。郵便の信頼性が低下し配達日数も余計にかかるようになっている昨今、遅延や不着になったら誰が責任を負うのだろうなどと考えながら、超絶面倒臭い3通の書類を小一時間ほどかけて記入した。そうしたことを片付けている間も雨はずっと降り続けていた。
それはそうと今日は三浦の猫の最終回。昨日の記事では人懐っこい漁港の2匹に会えたところまで紹介したが、とりわけこちらのサビは割と古い知り合いなので喜びもひとしお(初めて会ったのは2017年10月)。体格や毛並みも上々の様子で、今も親切な誰かに手厚く面倒を見てもらっていることを窺わせた。
モデルになってくれるのはありがたいけど、天気が良すぎてせっかくの黒い毛皮がテッカテカ、じゃなかった、つやっつやに写っちゃうなー。
この子もサビも人懐っこい子なのではあるが、どうも折り合いがよろしくないようで……、
着地点で鉢合わせしたらこうなった。黒は性格が優しすぎて、サビにやられちゃってる感じ。
ここに何匹残っているのか知らないけど、これから冬なんだし助け合ってやんなよ。
こういうのを取り纏めるのがボスの役割なのだろうな。あいつどこかで元気にしているんだろうか。
前回は誰にも会えないまま引き上げた漁港だったが、猫たちが暮らしているならぜひまた来ようと決意を新たにして撤収。再び集落を通りすぎ、とある神社の境内に差しかかると、巡回中の猫が落ち葉の匂いを嗅いでいた。
一度は民家の敷地に逃げたものの、もともと人懐っこい性格らしく、舌を鳴らして呼んだら葦の垣根から顔を出した。可愛いねえ。
このすぐ裏手がさっきのクリーム白の家なので、この子も同じ家の兄弟か何かかも知れない。
最後に2匹まとめて記念撮影。ハマダイコンの季節になったらまた来るから、それまで元気でいてね。
猫以外に誰もいない海で楽しい散歩を満喫し、分倍河原の自宅に戻ったのは2時間20分後の12:40。昼下がりの路地に猫はいないだろうと思っていたら、意外にもクロエさんがいて黒煙邸を見張っていた。
クロエさんにカメラを向けていると、背後からも鈴の音が聞こえてくる。2匹揃うのは久しぶりだな。
隠れんぼして遊んでいたところだったみたい。邪魔して悪かったよ。
家を出てから戻るまで8時間というプチな猫旅はこれでおしまい。この翌日(11月12日)にも房総方面へ出かけているが、それはまた別の話。