猫サーバのメンテナンス作業は細かなところがなかなか終わらず、空いた時間に少しずつ対応しているのでまだしばらくかかりそうだ。問題が残っていると気になって猫関係業務に手がつかず、昨日も今日も朝の散歩を休んで作業する羽目になってしまった。これから天気が崩れるとのことで明日も散歩には行けないと思うが、幸い三浦と房総の猫たちが残っているので順番に紹介していく。今日は三浦散歩の3回目、今月11日に休暇を取って出かけた際の記録となる(前回の記事はこちら)。
久しぶりに再会したキジトラ家族はもともと人懐っこい性格なのか、それとも昔会った猫好きのことを思い出してくれたのか、すっかりリラックスしてその辺を歩き回っている。
こちらのキジトラは控えめな方の息子。ほかの2匹は去年10月以来の再会だが、こいつだけは今年4月にも単独で会っている。
もしかしてこの子、真っ黒ファミリーの息子かしらと思ったが、あとで確認したら耳の切り欠きや光彩が違っていた。真っ黒の母が子供を産むよりもずっと前の2017年3月に初めて会った子。
キジトラたちと黒の関係性を見ていると、少なくとも4匹いたはずの真っ黒ファミリーを見かけないのは、いなくなったとかではなく、キジトラファミリーに縄張りを奪われて棲み処を変えただけのように思える。俺がここを訪れるのは年に1~2回のことだし、少なくとも去年4月には会っているのだから、きっとどこかに潜んで様子を窺っているに違いない。
……それにしても体格は大して変わらないのに、動物の力関係というのはこうはっきりと差が出るものかね。
またここへ来る機会があったら、君の黒い仲間にも会いたいんだよ。あの家族のお母さんは俺のこと覚えていると思うので、もし元気にしているならよろしく言っておいて。
時刻は8:40、もっと遊べと追い縋るキジトラファミリーを振り切って次へ向かった。前回来た時、漁港の猫たちが一匹残らず姿を消していたので、恐らく無駄足になるだろうとは思ったが、一度見ただけでは諦め切れずにまたここへ来た。日が高くなる前に行かないと、猫が残っていたとしても、お昼寝タイムに入ってしまって確認が難しくなる。
集落を通り抜けて漁港へ向かう道順はいつも同じ。いるかなと思って覗いた路地で案の定、猫発見。
今まで何度も猫を見かけた家だけど(一例)、この子は初めてかなあ。
ここには3匹ぐらいのキジ白が生息していて、こいつは去年10月以来。基本的に平和な集落なので猫メンバーの入れ替わりは少ない。
大きな声で鳴きながら歩き回るサビ。見分けにくい毛色だけど、あの子は今まで何度もモデルになってもらったので、はっきり覚えてる。
三者合流(俺含む)。すっかりいなくなったと思っていたけど、君たち、ここで暮らしていたんだねえ。
黒は最古参の曲がり尻尾ではなく、新しい方の黒。こちらもとても人懐っこい。
漁港で猫に会うのは1年1ヶ月ぶり。この子たちが残っているなら、ほかにもまだ少しはいるのかも知れない。
古馴染のサビも元気そうで何より。このあとしばらく人懐っこい2匹と久しぶりの逢瀬を楽しんだ。続きはまた明日。