ここ何年も仕事納めという概念のない生活だったので、年内の仕事は今日でおしまいと言われても実感が湧かない。年越しの行事というと猫を風呂に入れるぐらいしかないし、これから1週間ほど何をして過ごすべきなのか思いつかない。子供のころの記憶によれば、確か29日と31日は大掃除しちゃいけない日だったはずだが、それに従えば年内に大掃除できる日は30日しか残っておらず、4DKの一軒家に溜まった汚れを一日で落とすなんて土台無理なのでたぶん何もしない。俺はできないことにはチャレンジしない主義である。
今朝の散歩は京王八王子を出発して京王八王子に戻るという珍しいコースを辿った。できれば京王片倉まで歩きたかったが、数ヶ月前から何度か訪れている子猫の拠点へ足を延ばしたら時間が足りなくなった。子猫といってももう生後8〜9ヶ月にはなっているし、冬毛がもこもこなので小さくもないが、今朝は曇り気味で猫が少なそうだったので確実な場所を頼ってみた。
最初の猫グループは歓楽街の2匹。どちらも警戒心が強いので近寄れるかどうか……。
とりわけ三毛はすぐに逃げるので、茶トラ白から行ってみる。いい子だねー、stayだよー。
三毛もよく会う子だけど、こんなに大きな瞳を見るのは初めて。暗いことは必ずしも逆境ではない。
京王八王子から2km近く離れた猫民家。大きな子猫が今朝もいた。
2匹いる黒白兄弟の片割れ。顔はまだ童顔だけど、9月に見かけた時よりだいぶでかくなった。
少し離れたところにもう1匹いて、丸い目でこちらを見つめていた。
兄弟で朝の挨拶を済ませると、朝ご飯待ちと思しき定位置についた。年が明けたらまた来るよ。
最後に立ち寄ったのは井戸の公園。定位置でキジトラが寝ていた。
ここで時間切れとなりあとは駅へ向かうだけ。1時間15分で5.2kmという急ぎ足の散歩だったが、可愛らしいのに会えたので充実度は高かった。年末年始は少し遠出するかも知れないが、まだ具体的には何も決めていない。