高架下で再会


小田原市の猫

 今日は明日からの出勤に備え心頭を滅却して過ごしたので散歩の疲れがだいぶ取れた。昨日、小田原市内を散歩している時、カメラを片手に小走りで国道を渡ったらセンターラインの突起に躓いて派手に転んでしまい、頭はカバーしたもののカメラを持った手を先に突いたため擦り傷がひどく、また右側の肩や腕に力が入らないという症状があって筆記やタイピングに不便を感じている。クリニックは明日にならないと診察が始まらないし、一刻を争うようなことでもないので、何日か様子を見てどうするか決める。転びかけることは多くても本当に転ぶことは稀で、猫散歩で同種の事故というと、颯爽とフェンスを飛び越えようとしたら足を引っかけて側溝に転落したことが一度あったきりだが、天気にかかわらず写真を撮るので濡らすなどしてカメラを壊す可能性は想定している。今回は無事だったようだが、こういうことがあるので高い製品は怖くて買えない。
 小田原散歩は去年1月19日以来の1年ぶり。今回は意欲的に開拓する気はなく、基本的には以前何度か訪れて猫に遭遇した場所を巡ることにしている。好天に恵まれたお陰で、記憶に残る住宅地ではすでに日なたぼっこしているのが何匹かいた。
小田原市の猫

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 近寄ったらもう1匹いた。新幹線の通過音にも慣れたもので、「どん」と響く空気の振動にも驚く様子はない。
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「そりゃ生まれた時から走っているし、2〜3分に一度は来るからね」
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「僕は君の方が怖い」
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 人通りのない広い道路を猫が頻繁に横断する。ちょっとあの子について行ってみよう。
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 バレちゃった。猫耳は地獄耳。
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 でも日陰で追いつくのを待っていてくれた。傍らで近所の人が見守っていたからかな。
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 東向きにご開陳中の猫発見。
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 しかし、電車の通過を待っているうちにご閉陳してしまった。ちなみにこの子には去年も会っていて、同じように近所の民家で日に当たっていた。元気そうで何より。
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 漁港の近くまで来ると普通の民家に混じって水産加工場や飲食店、港湾施設などが増えてくる。猫密度もそれらと同じ比率で上がってくる。
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 ちょっと目やにの目立つ長毛キジ白。去年会った子だと思っていたけど、帰ってから確認したらよく似た別人だった。
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 下顎犬歯が一年でこんなになるわけないよな。前突というより叢生かな。
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 長毛の隣の建物には短毛のキジ白。小田原を訪れるのは今回が四度目だが、ほかの街よりもキジ系の比率が高いように思う。
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 わざわざ街なかを何時間も歩き回らなくても、漁港の周辺をうろついていればそれなりの数の猫に会えると思うが、それでは俺がつまらないし、それにこの日は飲食店の開店前から人出が多く、落ち着いて散歩できる雰囲気でもなかった。三が日ということもあるだろうが、それよりもこの日は箱根駅伝(往路)が開催されていたため、選手が小田原に到達するまでの間、観光スポット巡りで時間を潰すという感じの人が多かった。漁港で唯一再会したいと思っていたでかい白猫に会うことも叶わず、早川を渡って市街地へ向かったのは10時すぎ。小田原散歩はあと2時間半ほど続く
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