今日は所用のため朝から妻と一緒に出かけてきた。用向きはお昼前には片づく見込みだったが、時間が読みにくいのであらかじめ年休を取ってあり、やや眠いものの気分はとても軽い。空いた時間に猫を探すのもいつも通りで、今日は平山周辺の割と広い範囲を2時間ほどかけて歩いてきた。最近は日が昇るか昇らないかの早朝しか散歩する時間がなく、会いたい子に会いに行くのもままならないし、そもそも猫を見つけること自体が困難だったので、久しぶりに快晴の空の下を歩けたことは本当に嬉しかった。嬉しいついでに明日も少し遠出してくる。
散歩開始から約20分後の8:40、河岸断崖の坂道に沿って建つ猫民家で1匹目を発見。この時間にならないと日が高くならないのはもちろんだが、これより早いと小中学生の登校時間に被るので、意図的にスタートを遅らせた次第。
ここは野生型(つまりキジトラ)の遺伝子が濃い土地で、母子が全員キジトラという猫家族にも何度か遭遇したことがある。この子も何年か前に見かけた子猫の一匹かと思って、帰宅してから光彩を比べるなどしてみたが、どの猫とも一致しなかった。俺の知らないキジトラがまだたくさんいるのだろう。
ここは暴れん坊将軍・伝説の神回で彗星が落下したエリア。畑の向こうで猫がまったりしている。
去年の夏以来のキジ白。「冬毛でもこもこ」と書きかけて、念のため前回の写真を確認したら、あまり変わった感じがしなかった。もともとこういう体形なのね。
去年6月、京王線猫行脚の時に初めて会って以来。自宅から数軒離れたこの家は爪研ぎ場所になっているようだ。
猫ヶ丘にたどり着いたのは10時前。巡回中のクリーム白と行き会った。
普段は物怖じしない猫だが、珍しく固まっている。上から見下ろされることに抵抗があるのかな。
向きを変えても動かない。知り合って6年になるし、そろそろ懐いてくれるとありがたいんだけどな。
クリーム白の先には馴染の黒もいた。これら2匹が猫ヶ丘の最古参。
初めてこの子に会ったのは子猫時代の2017年8月で、今年6歳になるはず。一方のクリーム白は初回(2016年11月)から今とあまり変わらない風貌で、年齢の見当がつかない。
そろそろ本来の用事に戻る時間になり、散歩の最後にちょん突き三毛の縄張りを覗いてみると、奥の方にカラフルな被毛が見え隠れしていた。
茂みに隠れて舌を鳴らすと、抜き足差し足で近寄ってきた。でもこれ懐いてそうしてるんじゃないんだよなあ。
尻尾が太くなっていないから、多少心を許してくれているのかしら。以前はもっと太かった(一例)。
帰宅したのはお昼すぎ。この時間にサチコやマコちゃんとまったりするのも久しぶり。
今日の猫はこれでおしまい。明日も今日ぐらい晴れてくれないかな。