休暇だった今日は所用のため妻とともに平山へ出かけて午前中のうちに帰ってきた。明日も明後日も雨だそうで、どちらも久しぶりの日勤なのにと思ってがっかりしていたが、さっき勤務表を確認したら1週間勘違いしていて明日はお休みだった。もはや嬉しすぎてどうしていいか分かんない。
猫散歩の方はいつものように所用の合間を縫って平山周辺を一回りしてみた。昨日に続き新しい2本のレンズを携えての散歩となり、えてしてこんな時には千載一遇のシャッターチャンスに巡り合うものだと思って期待していたが、印象に残るようなことは特になく、レンズの性能を大方把握できたことが成果だった。
最初の猫は近所の民家で暮らす大白斑の黒。
斜に構えたところを1枚。この子を含め朝じゃないと出てこない猫というのが結構いて、次の日勤前はどこを散歩しようか今から迷っている。とりあえず明日と明後日じゃなくて良かった。
平山散歩の前半は暴れん坊将軍・伝説の神回で彗星が落下した辺り。河岸断崖の緩い坂の下に黒いのが出ている。
この子は近所の大きな農家で暮らす長毛キジトラ。この夏で出会ってから3年になり、少しずつ懐いてきているようで張り合いがある。
新しいレンズ(55-300mm)は耐逆光性が良く、ピントもバッチリ決めてくれてありがたい。
ちなみにこの子は去年10月以来。多産な猫で、かつてはたくさんのキジトラ子猫を産み育てたが、今はもう誰も残っていない。
猫ヶ丘にたどり着いたのは8時半前で、たいぶ日が高くなっていた。16-85mmの広角端は解像感が高くてとても良い描写だと思う。
猫たちは敷地の奥なので55-300mmに交換。どちらも大きなレンズで、交換に30秒近くかかるのが致命的。
冬の間は室内で過ごす馴染の三毛ちゃん。今シーズンは先月17日に見かけているけど、ご挨拶がまだだった。
猫ヶ丘の高台に三毛がもう1匹。茂みに潜んでいるのが分かるかな。
以前は「ちょん突きの三毛」、先月からはウーちゃんという仮の名前で呼んでいるお馴染さん。呼ぶと出てくるのに近寄るとウーと唸って怒るムズカシ子ちゃん。
レンズ交換が面倒になって55-300mmを付けたまま歩いていると、猫ヶ丘を貫く急坂の下に茶トラ白を発見。こういう場面で55mm(換算84.5mm)は長すぎるんだよな。
茶系の多い土地ではあるが、この子は見たことないかも。警戒心が強いので、長いレンズを付けていたのは結果的に良かった。
この55-300mm(HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE)というのは頻繁にレンズ交換するような用途には不向きで、たとえ耐逆光性能に優れていてフォーカシングが爆速でも許容できない欠点が二つある。その一つは使用開始前にロック解除ボタンを押して鏡胴を所定の位置まで引き出さなければならないこと。もう一つはフードが不要な時、逆向きに取り付けるとズームリングに被って操作不能になること。俺は猫しか撮らないのでほかの用途でどうかは分からないが、これではとても常用できない。
散歩を終えて帰宅したのは11時前。いつもよりだいぶ早い時間帯で、空模様も怪しくなってきたので、空っぽかなと思いつつねぐらを覗いてみると、普通に地面で寛いでいた。
夜勤が続くようになり、以前のように頻繁には会えなくなったサバ白2号。だいぶ距離が縮まったように思うけど、これ以上は無理かなあ。