このところ気温が高めの日が続いていて、今日も夏日までは行かなかったものの府中で23.3℃まで上がり、日差しも強かったので丘陵地を汗だくで歩き回ることになった。これだけ暖かいのだから、11日に蒔いた猫草の種はとっくに発芽していても良さそうなものだが、現時点で生えているのはひょろひょろしたのが1本だけ。2週間以上経ってこれだともう見込みはないと思うので、新たな種を買って明日か明後日にでも蒔き直そうと思っている。去年蒔いた時もやや発芽率の低さを感じていたが、猫に食べさせるのに支障があるほどではなく、それから1年間の暑さや寒さが止めを刺したものと思う。買ってから数年経つとはいえイネ科の種子ってもっと強いと思っていた。
夜勤前の散歩は武蔵溝ノ口からスタート。大白斑の三毛が暮らす路地を訪ねてみると、植え込みの陰で舟を漕いでいた。
はにゃーんと懐いてくれる子。まだ何度も会っていないのにありがたいねえ。
あと3ヶ月もしたら今日より15℃ぐらい上がるのに、今からあんなんで大丈夫なのだろうかと、熟女的三毛の体力を心配しながら坂を上っていると、行く手に猫のお尻が見えてきた。
こちらの素性を見極めるような表情。あなたの息子はまだ乳離れしていないんですか。
去年この子が3匹の子供を育てていたことは知っている。2匹は貰われたか何かでいなくなり、最後まで残った1匹が今も母猫と暮らしているようだ。
世の中はすでにエアコンの買い替えや点検のシーズンに入っているようで、今日は作業中の業者に3回も遭遇した。こちらの現場では猫が首を長くして完了を待っている。
そのうちまた来るから、ほかのみんなにもよろしく伝えておいてね。
「ほかのみんな」の左から2番目に写っていた子。すっかり大きくなったなあ。
休日や早朝ならさらに大きく迂回して久地まで歩くコースだが、今日は暑いので端折って途中から向ヶ丘遊園駅行きのバスに乗り、終点の手前で降りて裏路地を少しだけ歩いてみた。濃厚な猫の気配を感じる中、見えるところに出ていたのは1匹。
台湾のキジトラを彷彿とさせる赤茶けた毛色の子。新規開拓ってリスキーだけど、こういう出会いがあるから楽しいんだよなあ。