昨日はひどい偏頭痛でせっかくの休暇をふいにしてしまい、一日中どこへも出られずほぼ寝床に伏せって過ごした。涼しい季節ならサチコが布団に潜ってくるので淋しくないが、この季節は2階にいるだけで暑いことが分かっているので、たまに階段を上る足音が聞こえても寝室に通じる猫ドアが開くことはなく、しばらくするとトイレの猫砂を掻く音がして階下へ遠ざかっていく。
猫のトイレは敢えて2階に設置してサチコの運動を促すようにしている。体力の衰えているサチコはトイレが近くなると一段ずつゆっくりゆっくり階段を上っているが、そう遠くないうちにそれも難しくなってくると思う。今後マコちゃんや俺たち夫婦が同じ道を辿ることを考えると、寝室や猫のトイレは早めに1階に移しておいた方がいいのかも知れない。
頭痛の方は今日になっても少し残っていたので、散歩は軽めに平山の猫ヶ丘を一回りしてみた。気温は32.6℃と高く、猫ヶ丘が芳しくなかったので少し寄り道もしてみたが、それでも全体で4匹と淋しい結果だった。明日はさらに上がって府中では34℃が予想されている。
1匹目は定位置のサバ白2号。見つけた時は寝ていたが、カメラを構えたらもうバレていて、ファインダー越しに目が合った。
5月中旬から1ヶ月ほど会わない期間があったせいか、親近感が振り出しに戻ったらしく、いくら呼んでも車の下から出てこない。君は藤崎詩織か。
諦めて立ち去ったと見せかけてこっそり戻ると案の定、様子を見に出てきたところだった。
2016年秋に出会ってからもう7年近くになるが、こいつはかなり頭のいい猫だ。この猫ヶ丘で最古参というだけのことはある。
寄り道したのは小田急沿線に建つ丘の上のクリーム邸。ちょうど玄関ポーチで涼んでいた。
毛並みが荒れているのは寝起きのせい。写真を撮る前に、しばらく寝顔を眺めていたんだよね。
まあでもこちらはだいぶ警戒が解けてきたみたい。ゆっくりやれば触れるようにもなってきた。