今日より明日の方が暑くなるはずと思って油断していたら、猛暑日の35℃を軽く突破して37.3℃まで気温が上がった。夜勤前の散歩は慎重にしないと生命の危険があるので、例年と同じく15分おきに休憩と補水をするよう心がけた。散歩地に選んだのは日野の猫住宅街だったが、ここはいわゆる一種低層と呼ばれる用途地域で、建物の種類や高さが厳しく制限されていて日陰に乏しい。コンビニなどの店舗もなく、ところどころに自販機はあっても日陰がないのでこまめな休憩は難しく、そうこうしているうちに暑くて死にそうになってきたので、1時間ほどで日野駅へ舞い戻った。
こんな日でも5匹の猫に会えて歩いた甲斐があったが、どれも車の下で伸びていて覇気がなかった。最近は個人宅でも敷地が全面舗装されている家が多く、安普請で軒や庇が短く作られているので、猫たちが日差しや雨から逃れる場所が減ってきている。それでも舗装材がコンクリートならまだマシな方で、これがアスファルトとなると放熱効果はほとんど期待できない。
散歩の始まりは寝坊助四天王のねぐらから。寝ているならあそこだろうと予想していた場所で猫が伸びていた。
すでに人間の体温以上の気温になっているが、猫の体温には達していないので幾分生気がある?
モボ風の大白斑は寝起き顔。現場では初めて見る子だと思っていたが、あとで調べたら子猫時代の2014年9月に会っていた(こちらの写真の左端)。
集合住宅は地面をアスファルトで固めがち。日なたに出れば表面温度が70℃近くになっていてまさに灼熱地獄。
びっくり顔のキジトラを何枚か撮影して、その辺を一回りして戻ると1匹増えていた。上の写真にもお尻が写っているような気はするけど。
あとから来たのは霜降りのお腹がきれいな二毛。普通にしている時はこんな感じの子。
小走りに路地を横切って日陰に避難したキジトラ。こんな日に出歩いていたら肉球を火傷するよ。