欠航で足止めを食う可能性があること以外、無理な旅程を組んだつもりはないのだが、体はだいぶ疲れていたようで、昨夜の夜勤は休憩に入ると同時に前後不覚に陥り、スマホのアラームで起こされるまで気絶したかのように爆睡した。仕事帰りには回復していたので普通に散歩して帰宅したが、今度は逆に眠れなくなってしまい、いつもなら寝ているはずの時間にブログの仕度などして過ごしている。ここ何日かは猫旅以外にも色々と忙しく、精神的に高揚しているせいか、瞼や涙堂が痙攣するなどして落ち着かない。
今回の伊豆諸島猫旅で玉砕した御蔵島は来月下旬の夏休み中に片付けるつもりだ。どのみち大島には行くことになるし、冬になると海が荒れて欠航や条件付き運航が増えるので旅程が組みにくくなる。とりわけ御蔵島は防波堤のないシビアな港なので11月でも厳しいらしく、宿に予約の電話をした時に「島を出る時はヘリコプターじゃないと予定通り帰れないかも」と言われている。
今日の散歩は久地〜宿河原の4.9kmを1時間半ほどかけて歩いた。相変わらず日差しだけは10月下旬とは思えない強さだが、冷たい風の心地よさは格別で、見かけた猫の多くが風通しの良い場所でまったり過ごしていた。
最初に立ち寄ったのはクリームの猫拠点。背高の雑草に紛れて佇んでいる。
こちらに気づいて目を細めた。だいぶ懐いてきた感はあるけどカメラが苦手なんだよなあ。
苦手意識が伝播したわけではないだろうが、PENTAX KPもこの手の毛色が苦手らしく、撮った写真の多くが後ピンになってしまう。日陰で暗いならまだしも、これだけ日差しがあっても外してくれるからイヤになっちゃう。ちなみにこの子の名前は「ひなこ」というそう。飼い主の婆さんが教えてくれた。
ワンボックス車の下で猫が寝ていたので、舌を鳴らして呼んでみたところ。にゃーんと鳴いて飛び出してきた。
ここで猫を見るのは2021年11月以来。この子は2年前より少し痩せたかな。
相方の鼻黒にも会いたかったけど不在のようだった。
農家の納屋でお昼寝中の猫発見。というかとっくにバレているけど。
尻尾ぴーんで塀の外まで出てきた。顔や仕草にどうも見覚えがあると思ったら、7月下旬にも近くの路地奥で会った子だった。元気だったかー。
さっきの納屋で茶トラ白を見かけるのは二度目で、もしかしてと思って帰宅してから確認したら、初回の2019年1月にお昼寝していたのもこの子だった。なかなか会えない人懐っこい子だけに、お昼寝場所がはっきりしたのは良かったけれど、残念なことにあの納屋は母屋を含めすべて解体されることが決まっている。跡地には安っぽい狭小住宅がみっしり建ち並ぶものと思われ、こいつのお昼寝場所は再び謎に包まれる可能性が高い。
こちらは定点の猫拠点。たまに見かけるキジトラが日差しで背中を温めていた。
傷の絶えない子ではあるが今は安定しているようだ。温厚で人懐っこい性格。
カメラを持って近寄ると露骨に嫌な顔をする。お昼寝の邪魔してるのはこっちだから仕方ないけど、正直凹むんだよね……。
今日の散歩は珍しく宿河原まで歩いて、新規開拓区間で1匹の新顔に遭遇した。
ロックオンされていることを悟って民家の敷地に駆け込んだ黒白。体型的に子育て中のお母さんのように見えるけど、おっぱいを確認する前に逃げてしまった。