我が家には後期高齢者と前期高齢者が1匹ずつ暮らしていて、特に後期高齢者については保温を第一に考えているので、炬燵はもちろん反射式石油ストーブやファンヒーター、猫マカロンやホットカーペットなどで完全武装している。ただその一方で、人間用の暖房装置は最弱にしても猫には強すぎるような気もしていて、年を取ると皮膚感覚が鈍くなるのは猫も人間も同じだと思うので、温めすぎて低温火傷や脱水症状など起こさないよう、近日中にペット用の保温装置で固めた猫専用スペースを設けるつもりだ(状況が許せばこのブログ内で寝床のライブ動画を流すかも)。
ところが今年の冬は今のところあまり寒くない。12月上旬の10日間で最低気温が氷点下を記録した日数は例年よりも多いが、一昨昨日のように最高気温が20℃以上を記録したのは2018年以来の5年ぶり。今日こそ19.9℃とぎりぎり20℃に満たなかったものの、そのレベルの最高気温が二度あるのだからやはり暖冬なのだろう。朝はまともに冷え込んで日中暑いというのは体調に影響するし着るものにも困る。とりわけ簡単に毛皮を脱いだり着たりできない猫にとって、今年の冬は例年とは違った厳しさがあるのではないだろうか。
1匹目は築堤下のお馴染さん。舌を鳴らしたら寝床から出てきてくれた。
猫というのは出先では緊張するものらしく、この子も自宅以外では無視されたり逃げられることが多い。
一度は逃走を図ったが、通りすぎたふりをして戻ったら塀の上に乗っかっていた。虚を突かれたような顔つき。
こちらの出方を窺うように向き直った。お土産、なくはないけど、ちょっとここでは出せないな……。
俺の経験上、猫が日陰に入る閾値は20℃ぐらいという印象。19.9℃という最高気温はとても微妙。
毛色も微妙だけどこの子は二毛。胴体や左前脚の先端にレッドが見えるね。
先月下旬も会ったばかりの人懐っこいキジトラ。熟女的風格の漂う顔立ちが割とタイプの子。
2週間ぶりに日野~甲州街道を辿ったのはオートフォーカス迷う君に会うため。ねぐらを覗いたらちょうど食事中だった。
こそこそと日陰に入って一時停止。今日近寄れたのはここまでで、もう一歩前に出たら見えなくなるまで逃げてしまった。