夜勤明けの散歩を終えて帰宅し、数時間仮眠してさっき起きたら北陸で大きな地震があったと知った。現時点で最も大きかったのは16:10ごろ発生した震度7(石川県志賀町)だそうだが、これが本震だったとは限らず、大津波警報は現在も発令中とのこと。
東日本大震災でもそうだったが、寒い時期の夕方というタイミングは被災した人にとってとても厳しいと思う。輪島アメダスは16:10を最後に欠測しており、最後に記録されたデータは気温6.0℃、降水量・積雪深0、北北西の風が1.3m/sとなっている。日照時間は終日に渡り0なので、北陸の冬らしいどんより曇った一日だったと考えられる。輪島港に到達したとされる津波は「1.2m以上」と表現されており、フロート式の験潮儀が1.2mまでしか検知できないとの情報があるので、実際はそれより高かった可能性がある。あと能登の建築は伝統的に黒い能登瓦が使われており、それが家屋倒壊などの被害をもたらしていないか懸念している。
さて、2024年一発目となる散歩は京王よみうりランド〜京王稲田堤。日差しは強烈で、低い太陽仰角も相俟って目を見開くのが困難に思えるほどだったが、北風が強くて気温は低く、体感では瞬間最大で7〜8m/sほど吹いていたように思う。これでは猫も引っ込んじゃうとの懸念通り、団地の妹ちゃんはいくら呼んでも出てこない。舌を鳴らす音が風で掻き消されて届かなかったのかも知れない。
猫民家のキジトラも所定の位置には見当たらず、たまたま近所で見かけたのがそうだと思っていたが、帰宅して確認したらよく似た別人だった。
「北風で失う体温とお日様から得られる光エネルギーを比較した結果ここを選んだのです」
近寄ったら姿勢を低くした。いつものオッドアイかと思ったけど、冷淡な反応や耳の形状からすると、ごくたまに見かけるイエローアイかも知れない。
白と別れて先へ進もうとすると、同じアパートに住む黒白が様子を見に出てきた。
こいつは去年9月から見かけるようになった新メンバー。出現頻度は割と高いけど警戒心が強い。
散歩を終えたのは割と早めの11時半。帰宅前にサバ白2号の駐車場を覗いてみたものの空振りで、がっかりして引き上げようとする俺を三毛が呼び止めた。
時々見かけることはあっても、いつも落ち着かない様子で走り回っていて、カメラに収まるのは極めて稀。相方のサバ白と一緒にいることが多かったが、相方が姿を消してからは余計見なくなった。新年早々会えて嬉しかった。