今日の猫関係業務はシェアサイクルを利用して登戸から矢野口まで走った。もともとそんなに頑張るつもりではなかったが、途中の稲田堤に返却するスペースがなく、何となくそのまま走っているうちに矢野口駅前のスペースも埋まってしまい、駅から離れたコンビニに返すしかなくなってしまった。シェアサイクルというのは借りたい時、借りたい場所に自転車がないという問題に目が向きがちだが、それ以上に「返したいのに返せない」方が事態としては深刻かも知れない。そもそも借りられないなら諦めて代替手段を考えればいいが、返せないとなると自転車に乗ったまま彷徨い続けることになるからだ。
ただ、今日は逆にそのお陰で猫に会えたのだから、世の中何が幸いするか分からない。矢野口周辺は南武線の高架化や駅前再開発に伴って猫も大方いなくなっており、ここ何年かは足も向かなくなっていたが、まさかそこで2匹も会えるとは思ってもみなかった。
こちらも盛大に駅前再開発中の登戸周辺。広い空き地の隅にキジ白が佇んでいた。
しかし、建物の陰に隠れてしまった。こんなに警戒心の強い子だったかな。
去年9月に見かけた時は空き地を突っ切って接近できたのに、今日は近寄る素振りを見せただけで逃げてしまう。何か心境の変化があったのだろうか。
おお、誰かと思ったらふてニャンじゃないの。元気にしてたかー。
ここらでたまに見かける人懐っこい茶トラ白。地元の人はふてニャンと呼んでいるそうで、恐らくワイモバイルのキャラクター(初代ふてニャン)に雰囲気が似ているからだと思う。
砂利の駐車場を挟んで2匹の猫が対峙していた。背景がごちゃごちゃしていて分かりにくいかな。
右端の黒白。たぶんフェンスの向こうの家が面倒を見ている子だと思う。
最終的には黒白も逃げ、その場を立ち去りかけてふと後ろを振り返ると、まさかのもう1匹がこちらを見つめているではないか。
この家でたまに見かける黒。普段は正面で寝ていることが多く、裏で見たのは初めてかも。
舌は出したり出さなかったりしている。去年10月に見かけた時は引っ込んでいたけど、一昨年11月に見かけた時は出しっぱだった。
馴染のオッドアイは冬毛の量がものすごい。ちなみに夏はこんな感じで、そもそも体つきからして大きいようだ。
自転車カゴの白は眠くて事態を飲み込めていない様子。耳の形からするとたぶんこの子。
期せずして新規開拓となった稲田堤〜矢野口のとある路地では2匹の猫に遭遇。自転車の返却場所が駅から遠くてうんざりしていたけど、やっぱり猫は徒歩の方が見つけやすい。
個性的な塗り分けのシルバー三毛はティッピングが生じたタイプ。
赤道みたいなこんな路地は自転車じゃ通らないし、無理に通ったとしてもあんなの見落としちゃう。
10年ほど前、南武線猫行脚でこの近くを歩いた時に、とても人懐っこい茶トラ白に会ったことを今でも覚えていて、もしかしてと思ってその場で確認したが、さすがにこの子は別猫だった。目つきから分かるように人懐っこくもなく、一歩前へ出たら逃げてしまった。