ここはかつて「小便禁止の駐車場」と呼んだ広い駐車場。12年前にタイムスリップしたかのように、1匹の三毛がそこに佇んでいた。
あれは馴染の踊り子さん。ここをねぐらにしていた妹分Bは一昨年の5月を最後に見ていない。
このごろは青梅線を下る機会も少なくなって、踊り子さんに会うのも年に1〜2回という有様。最後に挨拶できて良かった。
仮の名前をつけている子には今後もたまに会いに行くつもりだが、福生の市街地は普段の行動範囲からだいぶ外れているし、西友の売り場からはジンギスカン用の肉も撤去されてしまったし、今後ここへ来る機会はほぼなくなると思う。初めてこの子に会ったのは2014年4月、当時は猫バーの踊り子として活躍していたが、今はだいぶお年を召して足腰も衰えたようだ。
末長くお元気で。妹分Aにもよろしく伝えておいてね。
7月も半ばに差しかかって猫散歩の終わりが見えてきたので、今後訪れる機会がなくなるであろう猫拠点のうち、福生市の北部エリアを選んで早朝から出かけてきた次第。いちばん会いたかった踊り子さんに会えたことで、今日のミッションを8割ぐらい達成したつもりだったが、次に覗いた猫民家でも偶然の神様が微笑んでくれた。御蔵島で4回も玉砕したお陰でそろそろ運気が高まってきたかしら。
この家に白猫がいることは何年も前から知っていたけど、外に出ているところを見たのは今日が初めて。やっぱり散歩は朝に限るなー。
この子も2012年4月から12年の長い付き合い。福キジ1号との思い出もあるから名残惜しくはあるけれど、自分よりも寿命の短い猫たちとは遅かれ早かれ別れなければならない運命。最後に会えたことに感謝するよ。
かつて猫の巣窟だった道路向かいの公園で唯一の生き残り。今までありがとうね。
昨夜の雨のお陰で気温が下がり、久しぶりの早朝散歩は大盛況になるのではないかと期待したが、意外に空振りが多くて結果的には連載2回分という分量。一般的にはクソ暑い日中よりも朝の方が会える確率は高いが、中には夜になると帰宅して朝は玄関が開くまで出てこないという猫もいる。
あれはきっと朝の散歩が終わったら家に帰る子だね。
うちのサチコにも増してアンダーコートが豊富そう。真っ昼間に出歩くのは暑くて大変そう。
フェンスに絡まるベリーの実には目もくれず、こちらの出方を窺うスリムな三毛。
一方こちらは室外機の上で惰眠を貪り中。食べたい時に食べられる飼い猫の余裕?
前回とは首輪も鈴の色も違ってる。お着替えがたくさんあるのね。
誰かと思ったら顔見知り。拝島時代の旧々々居に近いこの辺りはキジ白率がとても高い。
紙幅が尽きたので今日はここまで。明日は雨だそうなので、散歩が無理そうだったらこの続きは明日載せる。あと、今日は午後からサチコを病院に連れて行って念願のソレンシアを注射してもらった。これで少しでも関節痛が和らいでくれればいいし、逆に効果が見られない場合は、これ以上階段の上り下りを続けるのは無理だと思うので、2階に設置しているトイレを1階に移さないといけない。ここ1週間ほどで階段や廊下で漏らすことがとても増えた。