ここのところマコちゃんの体調が安定していることから、今週金曜日の抗癌剤治療(2期3巡目)は予定通り行われると思う。サチコの方は先月12日に疼痛管理薬(ソレンシア)を投与してからというもの、今のところ目覚ましいというほどの変化はないが、寝床で四肢を伸ばして寝ていたり、香箱を組んで休むなど、投与前はできなかった姿勢でリラックスしているように見える。階段の上り下りや歩くスピードは投与前とほぼ変わらず、これは運動不足で体力が落ちていることが原因だと思うが、今の東京は老猫が自由に動き回れるような季節がとても短くなっていて、秋になって申し訳程度に散歩に連れ出したところで回復は難しいだろう。副作用については1日2回の抗甲状腺薬(チロブロック錠1.25mg)と併せ、外見上はまったくないと言って良いレベルなので、こちらも金曜日に診てもらった上でどちらも追加投与・追加処方になると思う。
猫散歩の方はお別れの挨拶回りが進むにつれて夜勤前後の散歩地が枯渇することになり、今日あたりもなかなか行き先を決められなくて困った。挨拶を済ませたからといって二度と会ってはならないわけでもなく、行く余裕があるなら行けばいいのではあるが、この季節なので真っ昼間に訪ねて行ってもそもそも見えるところに猫が出ていない。幸い今日は散歩中に日が翳ってきて、気温も34.5℃とさほど高くなかったので、先月1日にも訪れたばかりの久地方面でそれなりには会えた。一部に先週の散歩地と被る区間もあったがこの際だから仕方がない。
1匹目は庭石の上で寝ていた二毛。この隙間からは日によって様々な猫を観察できる(こちらやこちら)。
庭石というか縁側の沓脱石だね。猫の冷却台にもなってなかなか良いものだね。
逃げかけたところをもう1枚撮って、改めてこの子の巨大さを実感した。初めて会った2022年6月にも大きな子だとは思っていたが、こうして見ると巨大三毛1号(松が谷)や巨大三毛2号(西平山)に匹敵する大きさだ。メス猫というのは体質的に巨大化しやすいのだろうか。
先月1日ぶりのキジトラ。あれが最後だと思っていたのに、また来ちゃったよ……。
カメラ嫌いの黒白と違ってキジトラは割と積極的。騒ぎに便乗して茶トラ白も出てくることを期待していたが、離れた場所でお昼寝でもしているのか、最後まで姿を現さなかった。
先週の散歩と重複するエリアに入り、その時会えなかった揺れる思いの駐車場を覗いてみたものの今日も空振り。どこかに隠れていないかなと思って周囲をうろついていると、隣のアパートでお昼寝中の猫を発見した。毛色からして別人なのはここからでも分かるけど。
誰かと思ったら、5月に駐車場の車の下で見かけた子だね。君はここで面倒を見てもらっていたのかー。
傍らにお鉢が置かれているところを見ると、揺れる思いやそのお友達もここで暮らしていて、隣の駐車場は単なるお昼寝場所なのかも知れない。今はまだ暑すぎるから、もう少し経って涼しくなったらまた来てみるかー。
猫峠にも先週来たばかりだが、車の下の猫集会所がどうなっているのか見てみたくて寄ってみた。これはちょうど1匹出てきたところ。
整った顔立ちの美人三毛。今日は君たちの集会所を覗きに来たんだよ。
今日は日が翳っているからか、車の下に先週ほどの賑わいはなく、戻った三毛は彼氏と思しき茶トラ白の元へ身を寄せた。あの茶トラ白、2年前なんかちんまい子猫だったのに、いつの間にか大人になったと思ったらすっかり色気づいて。リア充爆発しろ!