先週の金曜日に続いて今日も平山に用があったので、午前中のうちから出かけて夕方近くに帰ってきた。午後から天気が急変して雪が降るという予報もあったようだが、雪どころか雨に当たることもなく、途中から雲が厚くなって写真を撮るのに不便を感じる程度だった。「最強寒波」が襲来しているとのことで、北海道の帯広ではたった一晩で雪が120cm以上も積もったとか、鹿児島市内が吹雪だとか、今日一日だけで天気に関する様々なニュースに接したが、関東の場合、雪雲が谷川連峰を越えるのはそう簡単なことではないようだ。
用事のついでに猫を訪ねることにしていたのは前回の記事に書いた通り。目的地が似通っているので重複を避けるのは難しいだろうと思っていたが、時間帯が違っていたせいか猫が重複することはなく、例えば前回の散歩で最初に見かけた長毛のキジトラなどは敷地の奥の猫ボックスで丸くなって寝ていた。逆に前回会えなかった猫に会えたりもしたので、短い時間の割には充実した散歩だった。
今日の1匹目は高みの美人さん。
できれば長沼か北野からスタートしたかったが、シェアサイクルに空きがなかったため、平山からかなり離れた京王片倉を11時すぎにスタート。せっかくなので美人三毛ちゃんの住む路地を覗いてみたら、自宅のベランダから下界を見下ろしていたという次第。呼んだら下りてくれる時もあるけど、今日は頑なにその場を動かなかった。見かけるのは去年5月以来。
自転車を漕いでいるうちに日が翳ってしまったが、猫は道端に佇んでいてくれた。
いつもは1本隣の路地でとぐろを巻いている子。ねぐらから離れているところを初めて見た。
お友達も一緒に出張っていたのね。ねぐらから離れている猫って緊張していることが多いから、写真は難しいかな。
鉢合わせになってこの有様。短いカギ尻尾がそっくりなので、2匹は親子か兄妹だと思う。
次に来るのは3月中旬ぐらいかな。そのころはきっとずいぶん暖かくなっているんだろうなあ。
巨大三毛ほか4匹と別れ、市境を越えてさらに進むと、行く手に猫が佇んでいた。あれは遠目にも分かる立派なチョビ髭!
近寄ったら自宅の敷地に隠れてしまった。逃げ切る前にもう1枚。
しかし、敢えなく逃亡。屋根の向こう側に回ってしばらく待ってみたが、こちらの考えなど端からお見通しだったらしく、それきり二度と姿を見せなかった。帰宅前にサバ白2号の駐車場も覗いてみたがもぬけの殻で、ここのところ猫の気配もしないことから、もう会うことは叶わないのではないかと思っている。