このブログに登場している猫の中で、いちばん古くから知っているのは、2008年10月に初めて会った御岳の茶トラ白だ。本格的に寒くなる前に様子を見に行きたいと思っていたが、休みが土日にかかることが多く、そんな日の御岳はハイカーで混雑していてイヤなので、今日の会社帰りに寄ってきた。遊歩道の整備されている御岳程度でバリバリの登山スタイルなんか滑稽だと思っていたが、スーツに革靴ではさすがに歩きにくかった。ちなみに、知り合ったのは最近でも、ネット上で存在を確認できた猫の中で最も古参なのは、超巨大公園のフォーン君で、あるサイトに2002年10月に撮影された写真が載っていた。
夜勤を終えて会社を出たのは10時ごろだったが、乗り継ぎが悪かったり途中でご飯を食べたりして、御嶽駅に着いたのは12時半。川に向かって急な階段を下りると、崖の斜面にへばりつくように建っている建物の陰に1匹発見。
レンズの広角側が足りず、もう少し引いて撮りたかったが、あんまり下がると滑落しそうなのでこれが限界。窓辺に三毛もいるね。
川を渡って猫拠点に到着。ベンチの上で3匹が固まっていた。
いちばん右が最古参の茶トラ白。目の周りが痛々しいが、それ以外は元気らしく、前回来た時は子供もできていた。その子供たちは当初4匹いたそうだが、その後1匹減り、また1匹減りして、いなくなってしまったらしい。
今は年中で最も日の入りの早い時期。まだ13時前だというのに、太陽が山に隠れてうら寒く、3匹も固まったまま動かない。
……と思ったら、ごろーん。動画も撮影したが、バッテリーがヘタっていたので、ごろーんを始めるまでの1分間しかもたなかった。
子供のいなくなった夫婦者の2匹。帰るまでくっついたままだった。