本日は業務多忙につき猫散歩は見合わせ。夜勤前に散歩したからといって、起きていられないほど頑張らなければ別に支障はないんだが、明日は仕事帰りに寄りたいところがあるので、体力を温存しておくことにした。ただ、今夜の夜勤はいつもより1時間ずれて18時~翌12時なので、散歩しても猫は見つけられないかも知れない。
今日の猫たちは、13日に載せた福生の踊り子さんの続き。歓楽街で何匹かの猫と遭遇したあと、線路を渡って多摩川に向かうべく歩いていると、とある施設の駐車場に1匹の黒白が佇んでいた。
……と思ったけど、やっぱり逃走。残った1匹は最初に見かけた方。
一部のミュージシャン系市民には有名な猫居酒屋の前で、ご飯待ちらしき猫発見。ここには茶トラ、黒、灰色の3匹の看板猫がいるそうで、何とか会えないものかと今まで10回ほど通ったが、そうこうしているうちに灰色が天寿を全うして、残る2匹にも未だに会えずにいる。ちなみにこいつは看板猫ではない。
多摩川近くまでたどり着いたのは、散歩開始から1時間50分後の10時前。少しずつ薄雲がかかってきて、写真を撮るにはやりにくい天気だなーと思いながら歩いていると、住宅街の袋小路で次の1匹を見つけた。
のほほんとしているね。毛色はブラウンマッカレルタビーポイント白(キジトラ白がカラーポイント化したもの)ということで、遺伝子型はww o A- B- cbcb ii D- S- Mc- spsp uuあたりでよろしいかと。
青い目も撮りたかったけど、のほほん顔すぎて、これ以上目が開かなかった……。
何しろ黒白というのは、俺の散歩テリトリーではいちばんよく見る毛色なので、過去に一度きりしか会っていないような子はなかなか覚えられない。でもこいつの顔立ちは記憶に残っていて、帰ってから調べたら2年ほど前にも会った子だった。
前回会った時は、きりっとしてカッコ良かったんだが、だいぶオッサン入ってきたな。猫の2年は人間なら8~10年に相当するし、それなりに苦労もしたのだろうなあ。
多摩川を渡ってあきる野市に入ると、住宅街を巡回中の黒白がいた。
家と家の隙間に入ってしまったため、出てきそうな場所で張っていたら、案の定出てきた。
終始おっかなびっくりで、近寄ると車の下に潜り、離れるとこうして出てくる。これが始まると無限ループになるため、数回繰り返して諦めた。
駅に着いたのは正午ちょうど。ホームのベンチに座ってぼけっとしていると、背後から猫の鳴き声が聞こえたので、振り向いたらいた。
立派な毛並みのキジトラだった。この日は割と万遍なく猫に出会えた日だった。